【時事?】「萌え絵」ではなく、これが「今の子供向けの普通の絵」なのさ

新訳 ナルニア国物語 (5)しゃべる馬と逃げた少年 (角川つばさ文庫)

新訳 ナルニア国物語 (5)しゃべる馬と逃げた少年 (角川つばさ文庫) | C・S・ルイス, 河合 祥一郎, Nardack |本 | 通販 | Amazon
http://www.amazon.co.jp/dp/4046319402
C・S・ルイス (著), 河合 祥一郎 (翻訳), Nardack (イラスト)
出版社: KADOKAWA (2019/10/12)

 
 
 本日、ちょっと面白いネタを見つけまして。
 ↓

ナルニア国物語』が萌え絵表紙ラノベになってて魂消た
https://anond.hatelabo.jp/20191019194813

anond.hatelabo.jp

キモオタを作る英才教育をしているとしか思えない表紙だ。
https://tsubasabunko.jp/product/Narnia/321905000414.html
この萌え絵表紙ラノベで育った子供たちはどんだけ凄まじいキモい大人になることやら。

 
 なんつーかこの人の認識は、アニメテイストがちょっとでも入っていれば「キモオタ」を生み出す「萌え絵」なんでしょうね。


 きっとこの人が純粋まっすぐな子供に与えたいのはこーういう絵なんでしょうね。
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([え]2-2)少年探偵団 江戸川乱歩・少年探偵2 (ポプラ文庫クラシック)
 
とか
 ([る]1-1)奇巌城 怪盗ルパン全集シリーズ(1) (ポプラ文庫クラシック)

 
とか、こういうやつ(※これはこれで懐かしいですが)
 
 
 でも、今では少年ジャンプですらアニメ絵(?)というかそういうテイストの絵が普通なのに、それを「キモオタ」「萌え絵」とか言うのって、世の中の流れというかそういうのに全く乗れてないんじゃないんですかね。今でもポプラ社の絵みたいなのでないとダメ、とか言っているのって、「計算はソロバンでやらないと信用できない」とか言っているような物なんじゃ。もしくは「ビートルズを聞いている様な人間は不良だ」とか言っているような物なんじゃ。


 大体、NHKの英語番組のテキストの表紙すら現代ではこれですよ?
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NHKラジオ基礎英語(1) 2019年 11 月号 [雑誌]

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NHKラジオ基礎英語(2) 2019年 11 月号 [雑誌]

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NHKラジオ基礎英語(3) 2019年 11 月号 [雑誌]

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 絵で引っ張る必要のない勉強の本ですら今時はこういう絵が当たり前。「当たり前」なんですよね。「ポプラ社の絵みたいなやつじゃないと許せない」とかいうのは50年前の感覚でしょう。四六時中「XXはけしからん」「こんなもんを読んでいてはろくな大人にならない」とか文句をつけたり嫌味を言ったり、ばかりの人間にはなりたくないよね、と思います。
 
 
ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科 (角川つばさ文庫)
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