【映画】感想:映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(2017年:アメリカ)

スター・ウォーズ/最後のジェダイ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ http://www.ntv.co.jp/kinro/index.html
放送 日本テレビ系。2019年12月20日(金)

【※以下ネタバレ】
 

映画史に燦然と輝くシリーズ完結編公開当日!
最新作に直接つながる物語!!


史上空前のエンターテインメント「スター・ウォーズ」シリーズの完結編の公開当日!最新作に直接つながる「最後のジェダイ」を本編ノーカットで地上波初放送!!  前作「フォースの覚醒」でフォースに目覚めたレイは、ダース・ベイダーの息子にして伝説のジェダイルーク・スカイウォーカーのもとへ。修業を通して、彼女の宿敵・カイロ・レンの過去とルークの心の傷が明らかになっていく。一方、“ファースト・オーダー”に追い詰められたレジスタンスを救うため、フィンはある星に向かう…。奇妙な鳥の仲間・ポーグや、べニチオ・デル・トロ演じるDJなど、ユニークな新キャラが続々登場!シリーズ最終章に向けてますます盛り上がる物語から目が離せない!

 

前作の感想

perry-r.hatenablog.com

 
 

あらすじ

 ファースト・オーダーの艦隊がレジスタンスの基地惑星を奇襲し、基地を完全に破壊してしまった。レジスタンスたちは宇宙船で脱出するものの、ファースト・オーダー艦隊の執拗な追跡により、次々と船は撃沈されていく。そしてついに指導者たちはほぼ全滅して、唯一生き残ったレイアも昏睡に陥る。

 一方、レイは辺境惑星でついに伝説のジェダイルーク・スカイウォーカーを見つけるが、ルークはもう戦いに戻るつもりはなく、レイを門前払いする。しかしルークはR2-D2に、その昔レイアがオビワン・ケノービに助けを求めた時の映像を見せられ、ついにレイにフォースの指導を始める。

 そのうち、何故かレイはカイロ・レンと心が繋がるようになり、カイロ・レンがまだ暗黒面に落ち切っていない事を感じとる。さらにカイロ・レンからは、かつてルークに指導を受けていたころルークに殺されそうになって逃げたという過去を教えられ、ルークを見限る。そしてレイは自分でカイロ・レンを正しい道に戻そうと、ファースト・オーダー艦隊の旗艦に乗り込むがすぐに捕まる。

 レジスタンスは、こっそり宇宙船を捨て、近くの基地惑星に逃げこもうとするが、ファースト・オーダーに見つかってしまい、壊滅的な打撃を受ける。

 レンはファースト・オーダーの最高指導者スノークの前に引き出され、実はレイとカイロ・レンの心を繋いでいたのがスノークだと教えられる。スノークはルークやレイを始末する為に巧妙に罠を張っていたのだった。スノークはカイロ・レンにレイを殺すように命じるが、土壇場でカイロ・レンが裏切ってスノークを殺してしまう。

 ところがカイロ・レンはレイに二人で銀河を支配しようと持ち掛け、それに失望したレイはカイロ・レンの元を去る。そこでカイロ・レンは自らがファースト・オーダーの最高指導者の地位に納まる。

 レジスタンスはなんとか惑星の基地に逃げこむものの、ファースト・オーダーの圧倒的戦力に追い詰められる。ところがそこにルークが現れ、それを見たカイロ・レンは一騎打ちでルークに挑みかかる。しかしそのルークは遠くの惑星から投射されていた映像に過ぎなかった。そしてルークが時間を稼いでいる隙に、レジスタンスの残党はレイの助けで逃走した。

 レイはルークが去ってしまったことを感じ取る。そしてレイアにどうやって反乱軍を再建するのかと尋ねると、レイアは準備は整っていると答える。(とりあえず終わり)


感想

 評価は△。

 まあそこそこには面白い映画だった、とは思います。ただし新シリーズに思い入れが無いだけに、取り立てて「凄い映画」とも「至高の内容」とも思えなかったです。お馴染みの「光線銃を発射するときの効果音」とか、ライトセーバーを持っての大立ち回りとかで、なんとなくのスター・ウォーズ感は醸し出されていましたけどねぇ。なんちゃってスター・ウォーズ映画というかそんな感じ。


 この映画では色々と思うところが有りまして、


・今回はC-3POの存在の意味がほぼゼロ。「ストーリーで果たす役目はないけどとりあえず出した」的で、なんとも物悲しい。
とか


・ラスボス感漂わせる最高指導者スノークが、小僧呼ばわりしていたカイロ・レンにあっさり殺されて、何それ感が物凄かった
とか


・フィンとローズがこっそりレジスタンスの艦隊を抜け出して、リゾート惑星的な所に行くエピソードがなんかおかしい。敵に追われて必死に逃げ回っている最中に、ちょっと人探しに行ってきます、とか話の流れ的に承服できない
とか


・フィンとローズが連れてきたコードブレイカーがあっさり裏切ってそのまま立ち去る、という展開に唖然。それなら二人が命がけで働いてきた意味ゼロじゃん。思わせぶりに出てきたくせに何もせずに退場とか、ホントこのコードブレイカーの意味が全く分からない
とか


・終盤の、ローズが特攻しかけたフィンを助ける展開に「こんないてもいなくてもいい連中の恋愛模様的なもの見せられてもなぁ」という醒めた感覚が……
とか


 なんか色々言いたいことがあふれてきました。まあ次回作に続く橋渡しみたいなものと割り切れば良いのでしょうか。
 
 

https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20191220
2019.12.20 よる7時56分~10時54分放送
スター・ウォーズ/最後のジェダイ
2017年制作 アメリカ映画 二ヶ国語 字幕 地上波初放送 本編ノーカット 64分拡大



ストーリー
光と闇の間で揺れ動くレイとカイロ・レン
2人を待ち受ける衝撃の運命とは!?


“ファースト・オーダー”とレジスタンスの戦いが激化する中、水の惑星オク=トーに向かったレイ(デイジー・リドリー)は、古代の建造物が残る島で伝説のジェダイ・ルーク(マーク・ハミル)を見つけ出す。レイはレイア(キャリー・フィッシャー)のもとに戻るようルークに頼むが門前払いされてしまう。しかし、ルークの弟子だったカイロ・レン(アダム・ドライバー)が父親のハン・ソロハリソン・フォード)を殺し、ダークサイドに堕ちたことを知ったルークは、R2-D2の説得もあり、レイにフォースの操り方を伝授することに。


一方、カイロ・レンは暴走によってレイアを昏睡状態に陥れる。レイアに代わってレジスタンスのリーダーに就任したホルド提督(ローラ・ダーン)だったが、パイロットのポー(オスカー・アイザック)はホルドを信用することができず、フィン(ジョン・ボイエガ)と整備士のローズ(ケリー・マリー・トラン)と共に、極秘で“ファースト・オーダー”の戦艦に潜入する作戦を進める。戦艦の防御シールドのコードを破る達人がいるというカント・バイトを訪れたフィンとローズは、謎の男・DJ(べニチオ・デル・トロ)と出会う。いよいよ始まる壮絶なバトル。果たしてジェダイは受け継がれるのか…!?



キャスト/スタッフ
出演
ルーク・スカイウォーカー> マーク・ハミル島田敏
<レイア・オーガナ> キャリー・フィッシャー高島雅羅
<カイロ・レン> アダム・ドライバー津田健次郎
<レイ> デイジー・リドリー(永宝千晶)
<フィン> ジョン・ボイエガ(杉村憲司)
<ポー・ダメロン> オスカー・アイザック(小松史法)
スノーク最高指導者> アンディ・サーキス(壤晴彦)
<マズ・カナタ> ルピタ・ニョンゴ杉本ゆう
<ハックス将軍> ドーナル・グリーソン(川本克彦
C-3PO> アンソニー・ダニエルズ(岩崎ひろし)
<キャプテン・ファズマ> グウェンドリン・クリスティ(斉藤貴美子
<ローズ・ティコ> ケリー・マリー・トラン(冠野智美)
<ホルド提督> ローラ・ダーン塩田朋子
<DJ> べニチオ・デル・トロ(咲野俊介)



スタッフ
<脚本・監督> ライアン・ジョンソン
<キャラクター原案> ジョージ・ルーカス
<製作> キャスリーン・ケネディ, p.g.a. ラム・バーグマン p.g.a.
<製作総指揮> J.J.エイブラムス トム・カーノウスキー ジェイソン・マクガトラン
<音楽> ジョン・ウィリアムズ

 
 

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【映画パンフレット】 スター・ウォーズ 最後のジェダイ 限定版 キャスト デイジー・リドリー、マーク・ハミル、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、キャリー・フィッシャー、アンソニー・ダニエルズ