【ゲーム】プレイ日記「Ever17 ~the out of infinity~ Premium Edition」(2009年/PSP)【5】(つぐみ編クリア)

BEST HIT セレクション EVER17  ~the out of infinity~ Premium Edition - PSP

Ever17 ~the out of infinity~ Premium Edition 限定版 | ソフトウェアカタログ | プレイステーション オフィシャルサイト
https://www.jp.playstation.com/software/title/cf0020011.html

【以下ネタバレ】
 
 

前回までのプレイ内容

perry-r.hatenablog.com

 
 

今回のプレイ内容

 今回のプレイ時間:3時間50分(累計24時間35分)

 4回目終了。つぐみ編をクリア。

 5月1日昼。「LeMU(レミュウ)」に何らかの突発事態が発生し、倉成武ら6人の男女がレミュウ内に閉じ込められてしまった。脱出の手段は皆無で、外部との連絡もつかず、さらに施設は5月7日早朝頃に崩壊する見込みだった。それでも武たちは救助が来ることに望みを託し、待ち続けることにした。

 しかし取り残された六人のうち、小町つぐみだけは他者と距離を置き、少しも打ち解けようとはしなかった。武はつぐみが助かる気が無いとうそぶき、むしろ死にたいと言っていることに怒りを覚える。やがてつぐみは全治数ヵ月の大怪我を負うものの、驚くべきことに翌日には怪我はほぼ完治していた。それをきっかけに、武はつぐみの過去を知ることとなった。

 つぐみは12年前の2005年、12歳の時に特殊なウイルスに感染し、その結果遺伝子が書き換えられ、驚異的な治癒力を持つことになったが、同時に細胞が老化しないという体質となっていた。つぐみは高校生にしか見えないものの、実は23歳だった。つぐみは12歳から八年間研究所で実験台扱いされ続けた事で、もはや他人に対する信頼といった物を失っていた。武はさらにつぐみと同じウイルスに感染したハムスターは、一度死んでもすぐに生き返るという事実を知る。


 5月6日。施設の崩壊予定時刻まで24時間を切ってもまだ助けは来なかった。レミュウのコンピューターの中には、「キュレイ」という名の新種のウイルスの情報が残されており、つぐみが感染したのはこのキュレイらしいことが解る。

 そんな時、六人の内の一人・八神ココの体調が悪化し、伝染病「ティーフブラウ」に感染していることが明らかとなる。それをきっかけに、空は隠されていたレミュウの秘密を明かす。実はレミュウのさらに下、水深120メートルの場所には、製薬会社の研究施設「IBF(イー・ベー・エフ)」が存在し、海底で発見されたティーフブラウの研究を行っていた。レミュウはIBFの存在を隠すカモフラージュとして作られていたのだった。

 武たちはココを救うためIBFに向かうが、研究員たちも殆どが死んでいた。さらに武たちもティーフブラウに感染していることが明らかになる。しかしつぐみだけはキュレイによってティーフブラウを駆逐しており、一人無事だった。武たちは生き残るため、つぐみの血液からティーフブラウの抗体を抽出し、それを各自に注射した。

 やがて海上と連絡が付き、救助隊がIBFまでやってくることになった。しかしつぐみはレミュウに置き去りにしたハムスターを助けるためIBFを離れてしまい、すぐに武も後を追った。そして二人がIBFに戻った時には、他のメンバーは救助隊に助け出されて姿を消していた。

 5月7日。武とつぐみはIBFに残っていた潜水艇で脱出するが、動力切れで海中で停止してしまう。武は船を軽くして浮上させるため、一人ハッチから外に泳ぎ出ていった……

 レミュウ崩壊前、レミュウの機器には何故か「生体反応1」と表示されていた。


コメント

 4回目のつぐみ編をクリア。これで最初から選択可能な四大ヒロインの最後のシナリオをようやく終了させたわけですが、評価はこれもイマイチ。

 シチュエーションとしては見るべきところもあり、終盤主要キャラたちが、生き残るために不老不死化するウイルス「キュレイ」を注射するシーンは、「あー、これ重要な展開だな」とは思いましたし、脱出前に武がメディアを見つけるシーン(空のデータのバックアップ?)も伏線の匂いがプンプンしましたしね。

 またつぐみが「17歳の時に遺伝子が全部書き換わって以後成長してない。つまり永遠の17歳」とか言い出した時には、これがタイトルの由来か、とちょっと興奮したりもしました。



 しかし、最後までヒロインのつぐみに全然感情移入できなかったのが、ちょっと……、こういう感じのキャラクターは最初は嫌な人間に思えても、事情を知ると同情するとか、「ああいう態度だったのも仕方ないよね」とか思えるものなのですが、というか思えないとマズいのですが、彼女の場合、最初から最後まで「面倒くさいキャラだなぁ」としか感じられなくて……

 終盤、武がつぐみと良い感じになるのも、「話の都合上、そうしなければいけないからそうした」という作り手の都合でくっついたようにしか見えず、全然共感できなかったです。


 とか愚痴りつつ、四大ヒロインのシナリオを全員クリアして、いよいよ最終シナリオ・ココ編への扉が開かれました。このシナリオは物凄いんだろうなぁ……(祈るような気持ちで)
 
 

参考

「1人目:空編]感想
perry-r.hatenablog.com
「2人目:沙羅編]感想
perry-r.hatenablog.com
「3人目:優編]感想
perry-r.hatenablog.com

 
 
Ever17 -the out of infinity-(限定版) Premium Edition - PSP
Ever17 ~the out of infinity~限定版