【映画】感想:映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(2018年:アメリカ)

ジュラシック・ワールド/炎の王国 [Blu-ray]

金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ https://kinro.ntv.co.jp/
放送 日本テレビ系。2020年7月24日(金)

【※以下ネタバレ】
 

夏だ!映画だ!恐竜だ!
シリーズ最新作が地上波初放送!


シリーズ最多!恐竜オンパレード!
さらに遺伝子操作により新種の恐竜誕生!


スティーヴン・スピルバーグ監督が手掛けた映画史にその名を刻む大ヒット映画「ジュラシック・パーク」シリーズの最新作が、地上波初放送!遺伝子操作で生みだされた恐竜が暴走した「ジュラシック・ワールド」の事件から3年。恐竜たちが自由に暮らしていた島の火山が噴火し、恐竜を別の島に移す計画が立てられた。しかし、その陰では大きな陰謀が渦巻いていて…! 様々な年代を代表する恐竜たちに加えて、遺伝子操作で生み出された新恐竜など、シリーズ史上最多の恐竜が画面狭しと走り回る! 恐竜を守るため奮闘する主人公とヒロインたちと、陰謀を察知してしまった少女を巡るスリリングなストーリー展開からも目が離せない。夏にピッタリのアドベンチャームービーだ!

 

あらすじ

 テーマパーク「ジュラシック・ワールド」で恐竜が暴走した事件から3年後。パークがあった島は、今は野生の恐竜が闊歩する状態となっていたが、島で火山活動が活発になり、恐竜たちが死滅する恐れが高まった。

 ジュラシック・ワールドの元重役で、今は恐竜保護団体を率いているクレアは、ジュラシック・ワールドの前身「ジュラシック・パーク」に関わった大富豪ロックウッドから恐竜保護の協力を取り付けることに成功した。クレアは、ロックウッドの腹心イーライから、恐竜たちを救い出し、別の無人島へと移住させる計画を教えられる。

 イーライの計画には「ヴェロキラプトル」の「ブルー」の保護が入っていたため、クレアはかつてジュラシック・ワールドでブルーを調教していた元恋人オーウェンを計画に引き入れ、恐竜たちの島へと向かった。

 現地ではイーライの雇った傭兵軍団が次々と恐竜たちを捕まえていたが、彼らはブルーを捕獲すると、恐竜を満載した船に乗り込み、オーウェンたちを置き去りにして島から脱出し始めた。慌ててオーウェンたちは船に忍び込むが、着いた先は無人島ではなくロックウッドの屋敷だった。

 実はイーライは、恐竜の保護など考えてもおらず、捕まえた恐竜を兵器やコレクションとして欲しがる人間たちに競売で売りさばこうとしていた。それに気が付いたロックウッドだったが、開き直ったイーライによって殺害されてしまう。

 さらにイーライたちは、恐竜を兵器として売るため、「ヴェロキラプトル」と、ジュラシック・ワールドで3年前に作られていた新種「インドミナス・レックス」とを組み合わせた究極肉食恐竜「インドミナス・ラプトル(インドラプトル)」も誕生させていた。

 オーウェンたちはイーライ一味に捕まるもののすぐさま逃走し暴れまわったため、競売会場は大混乱となる。インドラプトルも逃走して殺戮を繰り広げるが、ブルーによって殺された。クレアたちは屋敷に毒ガスが充満したため、恐竜たちを助けるため檻から解き放ち、恐竜たちはすぐに姿を消した。最後。逃走した恐竜たちが陸海空で自然に暮らしているシーンで〆。


感想

 評価は△(バカ映画)

 いやー、これは酷過ぎる…… 2015年公開の「ジュラシック・ワールド」の続編ですが、前作からして評価は辛かったのですが、こっちに至ってはもうダメダメとしか言いようがありません。

 前作から既に「遺伝子操作で新しい恐竜を作ったが逃げられた→よし、恐竜には恐竜だ! Tレックスをぶつけてやれ→恐竜大戦争」という知能指数低めのバカ系映画だったのですが、今回はもうヒーロー映画と化しており、『恐竜を捕まえて売りさばこうとする悪い連中は、正義の味方の俺たちが絶対に許さない!』みたいな内容になっており、もうなんなんだよ感満載。


 前作では目玉として超強力新型恐竜「インドミナス・レックス」が登場しましたが、よしそれなら今度はもっと強いのを出してやる、そうだ、インドミナスとラプトルを合体させれば最強だ!→「インドミナス・ラプトル」爆誕!とか、もう悪の怪人を次々と開発する秘密結社みたいなノリだし。


 今回「今後は人間は恐竜と共存することになる……」みたいなことを言っていましたが、それを言い出したら以前からでも恐竜は孤島で野放し状態でその気になればどこへでも行けたやん、としか言いようがなくて。


 何つーか、作れば作るほどダメになっていく感じ有りますよ、このジュラシックシリーズ。
 
 

https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20200724
2020.7.24 よる9時~11時24分放送
ジュラシック・ワールド/炎の王国
2018年制作 アメリカ・スペイン映画 字幕 二か国語 地上波初放送 30分拡大


ストーリー
火山の噴火で絶滅の危機にさらされた恐竜たち
人間は恐竜を救うべきなのか?それとも…?


現代に蘇った恐竜を展示するテーマパーク「ジュラシック・ワールド」で、遺伝子操作で生み出された恐竜、インドミナス・レックスが暴走した惨劇から3年。テーマパークがあった島では、自由に恐竜たちが暮らしていた。そんな中、島の火山活動が活発化。恐竜の保護が叫ばれる中、何者かが島からインドミナス・レックスの骨を盗み出していった。 テーマパークの元責任者で、恐竜保護団体を設立したクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、「ジュラシック・パーク」の生みの親のビジネスパートナーだったベンジャミン(ジェームズ・クロムウェル)に協力を仰ぐことに。ベンジャミンの下で働くイーライ(レイフ・スポール)は、恐竜を安全な島に移送すると約束。


高い知能を持つヴェロキラプトルのブルーの保護を条件に出されたクレアは、ブルーを調教していた元恋人のオーウェンクリス・プラット)と共に島に向かったが、イーライが手配した傭兵に裏切られてしまう。 イーライの目的は、恐竜を兵器として各国に売りさばくこと。高い攻撃力を持つインドミナス・レックスを、人間に従順な“兵器”に作り変えるためには、ブルーのDNAが必要だったのだ。襲いかかる恐竜たちと、降り注ぐ溶岩からなんとか逃げ出したクレアとオーウェンだったが、イーライに捕らえられてしまう。一方、孫娘のメイジー(イザベラ・サーモン)からイーライの企みを知らされたベンジャミンは、彼を止めようとするが…!



キャスト/スタッフ
出演
オーウェン・グレイディ> クリス・プラット(玉木 宏)
<クレア・ディアリング> ブライス・ダラス・ハワード木村佳乃
<イーライ・ミルズ> レイフ・スポール(内田夕夜
<フランクリン・ウェブ> ジャスティス・スミス満島真之介
<ジア・ロドリゲス> ダニエラ・ピネダ(石川由依
<ベンジャミン・ロックウッド> ジェームズ・クロムウェル中田譲治
エヴァーソル> トビー・ジョーンズ高木渉
<ケン・ウィートリー> テッド・レヴィン黒田崇矢
<イアン・マルコム> ジェフ・ゴールドブラム大塚芳忠
<ウー博士> B・D・ウォン(近藤浩徳)
<アイリス> ジェラルディン・チャップリン池田昌子
<メイジー・ロックウッド> イザベラ・サーモン(住田萌乃)



スタッフ
<監督> J・A・バヨナ
<脚本> デレク・コノリー&コリン・トレボロ
<製作総指揮> スティーヴン・スピルバーグ コリン・トレボロ
<音楽> マイケル・ジアッキノ
ジュラシック・パークテーマ曲> ジョン・ウィリアムズ

 
 

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