【SF小説】ペリー・ローダン第14サイクル「《パン=タウ=ラ》」あらすじ・感想まとめ

《バジス》発進!  (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-434 宇宙英雄ローダン・シリーズ 434)
【以下ネタバレ】
 

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目次

1. 作家チームメンバー
2. サイクル概要
3. 各話のあらすじ・感想
 
 

1. 作家チームメンバー

・クラーク・ダールトン(2話~)
・クルト・マール(5話~)
・ウィリアム・フォルツ(74話~)
・H・G・エーヴェルス(198話~)
・ハンス・クナイフェル(352話~)
・エルンスト・ヴルチェク(509話~)
・H・G・フランシス(518話~)
・マリアンネ・シドウ(795話~)

2. サイクル概要

・巻数:434~450巻(868~899話)
・期間:3586年
・舞台:
 銀河系
 チューシク銀河(アルグストゲルマート銀河) … 銀河系から2億800万光年


 3586年4月、《バジス》は《パン=タウ=ラ》捜索のためチューシク銀河へと出発した。同じ頃、ローダンたちの《ソル》もまた《パン=タウ=ラ》を求めチューシク銀河を目指していたが、その途中で超越知性体“それ”が発した死の間際のようなメッセージを受信した。《バジス》と《ソル》は、チューシク銀河で合流したが、《パン=タウ=ラ》は行方不明となっていた。

 チューシク銀河の最大勢力「ウィンガー」種族は、信奉する神「宇宙の全車輪」の命令に従い、「片目」と呼ばれる何かを手に入れるため、遥かな過去から異銀河へと遠征を行っていた。ローダンたちは調査の末《パン=タウ=ラ》が「宇宙の全車輪」の拠点星系に移されていたことを知るが、《パン=タウ=ラ》は船体の大半がハイパー空間に隠れ、残りの一部だけが通常空間に残っているという異常な状態となっていた。

 一方、太陽系に未知種族「ルーワー」の艦隊が出現し、彼らが太古に地球に隠した機械「目」を回収しようとするが、「目」は既にミュータント・ボイト・マルゴルによって持ち去られていた。ルーワーはLFT政府に対して「目」の返還を要求し、火星を占拠してしまった。

 ローダンたちは、ウィンガーに変装して《パン=タウ=ラ》に潜入し、船の一部を支配する謎の存在「ラルド」と接触した。ラルドはかつては船全体を支配していたが、今では昆虫種族「アンスク人」によって船の片隅に追い詰められていた。ローダンたちはラルドの傭兵となって、アンスク人に支配されていた《パン=タウ=ラ》の指令室に突入し、ラルドは指令室に謎の機械を搬入してアンスク人を駆逐し船を奪還した。直後、ローダンたちは司令室で、かつて強者に仕えたロボット「ライレ」と遭遇した。


3. 各話のあらすじ・感想

※「巻数」からあらすじ・感想にリンクしています。
※★マークがついているのが文庫本のタイトルです。
 

発売日話数題名仮題作者
450 2013/06/06 899 ハイパー空間嵐 ハイパー空間の嵐 フォルツ
 

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隻眼のライレ (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-450 宇宙英雄ローダン・シリーズ 450)