【映画】感想:映画「踊る大紐育」(1949年:日本アメリカ)

踊る大紐育 [DVD]

NHK BSシネマ http://www.nhk.or.jp/bscinema/
放送 NHK BSプレミアム。2020年12月31日(木)

【※以下ネタバレ】
 

ジーン・ケリーフランク・シナトラ共演。ニューヨークを舞台に、3人の水兵の24時間の休暇と恋を描く、ブロードウェイの大ヒット作を映画化したミュージカルの名作。


ジーン・ケリーフランク・シナトラ共演、24時間の休暇で大都会ニューヨークへとやってきた3人の水兵の恋と大騒動を描く、ブロードウェイの大ヒット作を映画化したミュージカルの名作。「ニューヨーク、ニューヨーク」をはじめ、アカデミーミュージカル映画音楽賞を受賞した名曲の数々、スタンリー・ドーネンとともに監督をつとめ、振り付けも手がけたジーン・ケリーのダイナミックで躍動的なパフォーマンスも印象的。

 

あらすじ

 朝六時。ニューヨークに停泊している軍艦の水兵たちに24時間の休暇が与えられ、水兵のゲイビー、チップ、オジーの三人組は早速ニューヨークの名所見物に出かける。その途中で三人は地下鉄に乗るが、ゲイビーは列車内に貼られていた「今月のミス地下鉄」のポスターを見て、「ミス地下鉄」ことアイビー・スミスに一目ぼれしてしまう。

 ゲイビーは、アイビーが美術館で絵を見たり音楽学校でダンスを習っている、という説明を読み、それだけを頼りに彼女を探そうと動き出し、チップとオジーも同行する。そして、博物館めぐりをしているうちに、恐竜の骨格標本を壊したりするアクシデントは有ったものの、チップはタクシー運転手のヒルディと、オジーは人類学者のクレアと、それぞれ親しくなる。そしてゲイビーも苦労の末アイビーを見つけ出しデートの約束を取り付ける。

 夜。六人は楽しくデートするが、突然アイビーが姿を消してしまった。ゲイビーは落ち込むものの、彼女がコニーアイランドにいることを知り、早速探しに向かう。実は彼女はゲイビーが想像していたような社交界の花形ではなく、見世物小屋で働く踊り子だった。アイビーはそれを恥じるものの、ゲイビーは全く気にしない。

 そこに博物館員、警官や海軍憲兵隊が現れ、大捕り物の末、水兵三人は捕まって乗艦に送り返されてしまう。さらに警官は関係者に事情聴取すると宣言するが、アイビー、ヒルディ、クレアはゲイビーたち三人を擁護し、それを聞いた警官や博物館員、観衆たちはみな心を動かされ、三人を港まで送り届けることになった。

 そして朝六時直前、アイビーたちは港に到着し、ゲイビーたちとひしと抱き合う。そして、その日休暇を与えられた水兵たちが飛び出していく横で、六人が別れの挨拶をしているシーンでおしまい。


感想

 評価は△。

 あの超大傑作面白映画「雨に唄えば」のスタッフが、その前に作った作品ということで思いっきり期待していたんですが……、うーん。

 なんか水兵さんが歌って踊りながらわちゃわちゃしているだけじゃん…… 拍子抜けでした。まあミュージカル映画なんだから歌って踊れば十分だろ、と言われたらそうかもしれませんけど…… 中身が無いよう。かなり期待外れでしたね。


 ところでフランク・シナトラ(チップ役)って若い頃があったんですね(驚き)。いや、シナトラって「大御所」ってイメージしかないから、若い頃があったなんてイマイチ想像できなくて……
 
 

シネマ「踊る大紐育」<字幕スーパー><スタンダードサイズ>
[BSプレミアム]2021年1月1日(金) 午前3:57~午前5:36(99分)


【製作】
アーサー・フリード
【監督】
ジーン・ケリースタンリー・ドーネン
【脚本・(作詞)】
アドルフ・グリーンベティ・コムデン
【撮影】
ハロルド・ロッスン
【音楽】
レナード・バーンスタイン、ロジャー・イーデンス
【出演】
ジーン・ケリーフランク・シナトラ、ジュールス・マンシン、アン・ミラー ほか


製作国:
アメリ
製作年:
1949
原題:
ON THE TOWN
備考:
英語/字幕スーパー/カラー/スタンダード・サイズ

 

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