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放送 AT-X。
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【※以下ネタバレ】
第9話 『stage 09 フォレスト」(発売日:1989年3月21日)
あらすじ
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プランバンドール・スキャンダル。それは、メルキア軍のバッテンタイン中将が推進するパーフェクトソルジャー計画に不可欠な軍需物資・ヂヂリウムを確保するために仕組まれた陰謀であった。かつて、ヘルメシオン家の財産を独占するために実の兄を殺害したヘルメシオン准将は、己の栄達のためにこの陰謀を企てたのである。それは、メロウリンクとルルシーの仇が、奇しくも同一人物であったことをも意味していた。
ボイル少佐によってケラマの街からヘルメシオン城へと連れてこられたルルシーは、財産の譲渡をヘルメシオンに迫られる。だが、叔父の行動に不審を抱いていたルルシーは、それを頑に拒んで城を飛び出し、森に逃げ込んだ。その後を追ったヘルメシオンの部下・ヌメリコフが、ルルシーを追いつめる。ルルシーの首を絞めあげながら、彼女の父親を殺害したのも、ヘルメシオンに命じられて自分がやったことだと告げるヌメリコフ。
その時、メロウリンクが森の中から現われた。
全12話中の第9話。
ルルシーはボイル少佐によって、ヘルメシオン准将が待つヘルメシオン城に連れてこられる。ヘルメシオンはボイルがメロウリンクの死体を確認しなかったことを不満がるが、ボイルは99.9%の確率で死んでいると答える。
事実上ヘルメシオン家を乗っ取っているヘルメシオン准将は、法的にも財産を自分の物にするため、ルルシー(本名フルレル)に財産譲渡の書類にサインするように迫るが、ルルシーは拒否する。そして、ヘルメシオンの部下ヌメリコフ大尉を殴り倒して、屋敷から逃げ出す。
怒ったフルレルはルルシーを追い詰め、ルルシーの父親はヘルメシオン准将の命令で自分が殺したことを口走り、ルルシーも殺そうとするが、そこにメロウリンクが現れルルシーを救う。メロウリンクは復讐相手の一人のヌメリコフを殺そうとするが、そこにボイルが現れたため、ルルシーと共に逃走する。
ヘルメシオンは、ボイルを護衛のため傍に置き、ヌメリコフ率いるAT4機にメロウリンクたちを殺すように命じる。ルルシーは子供の頃慣れ親しんだ森の中を自由に移動し、ヌメリコフたちを翻弄するが、ヌメリコフが城の中から指揮を執り始めたため、逆に追い詰められる。
メロウリンクは城に乗り込みヘルメシオンを殺そうとするが、ボイルはヘルメシオンを助けてヘリで逃亡する。メロウリンクは戻って来たヌメリコフを倒す。
この騒ぎの様子を、キークが離れた場所から観察していた。
感想
ルルシーがどこに連れ去られたか知らないのに、的確に後を付けて来るメロウリンク凄い(笑)
今回は作画が良くて、ルルシーがゴージャスな感じで美人で満足度高し。
ちなみに公式のあらすじには、プランパンドール・スキャンダルの内容が事細かく書いてありますが、実際はヘルメシオンの誰かとの電話で、断片的にそれっぽいことを言っていただけなので、説明しすぎって感じがする……
機甲猟兵メロウリンク
https://www.at-x.com/program/detail/1173<ストーリー>
軍隊の暗部によって濡れ衣を着せられ仲間を殺されたメロウリンクが、その青春をかけて復讐を誓う。巨大なライフルと、おのれの身一つで鋼鉄のATに挑む異色ロボットアニメ。
濃厚なボトムズワールドを完全に継承し、本編以上に練りこまれたミリタリーとハードボイルドが魅力の外伝作品。
<スタッフ>
企画:伊藤梅男(バップ)、渋江靖夫(サンライズ)
原案:江田文行
原作・シリーズ構成:高橋良輔
キャラクターデザイン・作画監督:谷口守泰
メカニックデザイン:大河原邦男
音楽:乾 裕樹
音響:浦上靖夫
美術:平川栄治
撮影:奥井 敦
監督:神田武幸
プロデューサー:平山博志(バップ)、指田英司(サンライズ)
製作:バップ、サンライズ
<キャスト>
メロウリンク:松本保典
ルルシー:玉川紗己子
キーク:大塚明夫
ドックマン:永井一郎
フォックス:納谷六朗
スタブロス:加藤精三
ゴメス:飯塚昭三
ゴルフィ:若本規夫
ガナード:岸野一彦
ボイル:兼本新吾
バンス:仲木隆司
ヌメリコフ:三田松五郎
シュエップス:森 功至
スタルコス:田中信夫
ヘルメシオン:阪 脩
1988年-1989年OVA作品 全12話