【アニメ】感想:アニメ「装甲騎兵ボトムズ」第16話「掃討」

装甲騎兵ボトムズ 総音楽集

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【※以下ネタバレ】
 

第16話 掃討

 

あらすじ

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アッセンブルEX-10がビーラーゲリラから夜襲を受けた。ポタリアは敵の中に、見覚えのある人影を目撃する。翌日、カン・ユー指揮の特別部隊が、ムナメラ河上流のゾンム村へ出動した。この村にゲリラの根拠地があると判明したためだ。捜索の結果、情報を得ようと村の者を広場に集めて、ロシアンルーレットを強要するカン・ユー。しかし、その順番がポタリアの幼馴染であるモニカにまわってきた。たまらずに制止するポタリアに対し、モニカは彼の理想を悪しき幻想だと言ってのける。やはり、前夜の影はモニカだったのだ。結局、ポタリアとは相容れずに、銃を自分の頭に向けるモニカ。その時、キリコのATが発砲し、モニカは死の賭けを免れた。そして、キデーラたちが撃ち抜いた祭壇から、ゲリラ側のATが姿を現わした。

 
 深夜、アッセンブルEX-10がビーラーゲリラの襲撃を受け、ポタリアは唯一生き残ったゲリラが知人の女性モニカであることに気が付くが、モニカはそのまま逃亡した。戦いの後、キリコはバニラから、ポタリアが元政府軍の兵士だった事を知らされる。

 翌朝。昨夜襲撃してきたゲリラの根拠地がゾンム村らしいと判明し、特別部隊が攻撃に向かうことになり、カン・ユー指揮の下、キリコ、ポタリア、キデーラ、ル・シャッコが出撃した。カン・ユーは村を制圧すると村民を集めてロシアンルーレットを強制し、無理やり情報を出させようとする。ポタリアは幼馴染みだったモニカにゲリラではないと言ってくれと懇願するが、モニカは無視する。

 キリコは悪趣味なゲームを止めさせ、シャッコたちが神殿に発砲すると、中からゲリラのATが現れ、大乱戦となる。キリコはまた青いATに遭遇し、発光信号を送って自分のことを知らせると、相手は戦いを止める。しかしコクピットの中から現れたのは、フィアナではなく、見知らぬ男だった。

感想

 ラスト数分以外は本筋に関係ない、というと語弊がありますが、この戦争の雰囲気作りのための寄り道みたいなエピソードでした。しかしまあ、キリコに「このおとなしそうな村人たちがビーラーなのか……? 信じられない。だが、ゲリラとはそうしたものだ……」とか言わせたりして、この内戦の空気を感じさせることに十分役立ってました。


 あと、今回は上記以外にも味のある台詞が多く、

キリコ
・(ポタリアとモニカの口論を聞きつつ)「どちらが幻想なのか……、俺にとって今までの戦いは全て幻想だった……」
・(モニカのロシアンルーレットを止めさせて)「拳銃遊びはそれくらいでいいだろう」

ル・シャッコ
・(神殿を撃ちながら)「人間がダメならば神様に聞いてやらぁ」
等々。

 ちなみに今回の脚本は鳥海尽三氏でした。
 
  

【出演者】
キリコ:郷田ほづみ
ゴウト:富田耕生
バニラ:千葉 繁
ココナ:川浪葉子
ロッチナ:銀河万丈
バッテンタイン:戸谷公次
ゴン・ヌー:玄田哲章
カン・ユー:広瀬正志
キデーラ:郷里大輔
ポタリア:速水 奨
ル・シャッコ:政宗一成
カンジェルマン:天地麦人
イプシロン:上 恭ノ介
ボロー:緒方賢一

 

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