【アニメ】感想:アニメ「装甲騎兵ボトムズ」第38話「暗闇」

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【※以下ネタバレ】
 

第38話 暗闇

 

あらすじ

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補給基地跡で対峙するキリコとイプシロン。キリコには戦意はなかったが、イプシロンの闘志を癒すためか、望まぬ戦いに応じる。だが、乱戦の中、基地の弾薬庫が誘爆を起こした。秘密結社のAT隊は全滅し、キリコとイプシロンの機体は地下へと落下した。探索隊を出したロッチナは、二人が瓦礫の下に閉じ込められたことを知ると、ただちに救出を命じる。
思いがけず、キリコとイプシロンは地下の暗闇で二人きりになってしまった。互いに武器を失い、心ならずも力をあわせて出口を探す二人。そんな中、イプシロンはキリコに疑問を投げかける。お前はなぜ戦うのか、何故プロトワンをフィアナと呼ぶのか、と。そのイプシロンの問いに、自分が答えを持ち合わせていないことに気づくキリコ。イプシロンはPSの誇りにかけて、キリコが自分やプロトワンとは異質な存在だと否定する。しかし、それでもキリコの常人離れした異常な戦闘力は認めざるを得なかった。

 
 バララントの補給基地跡でキリコとイプシロンは激突するが、戦闘中に基地の弾薬庫が大爆発を起こし、その衝撃でキリコとイプシロンのATは基地の地下深くへと転落してしまった。二人のATは共に使用できなくなり、キリコは無駄な争いをやめ、脱出の道を探し始める。イプシロンは戦意のないキリコを殺す事はプライドが許さず、心ならずも協力して地上への道を探すことになった。

 イプシロンはキリコに、何故戦うのか、何故フィアナをそう呼ぶのか、と問うが、キリコは答えることができない。イプシロンは、プロトワン/フィアナと自分だけが同類であり、人間を超越した存在だとプライドをにじませるが、キリコはその誇りに意味が無いと切り捨てる。

 地上ではバララントが二人の生存を知り、救出作業を行っていた。やがてキリコたちの前に脱出口が開き、キリコはバララント兵の前に姿を現す一方、イプシロンは密かに逃走し秘密組織の救出機に救われて姿を消した。しかしキリコはロッチナに、イプシロンは必ず戻って来ると断言する。

 ロッチナはキリコとイプシロンの再戦は必ず行われると踏み、必要のなくなったゴウトたち三人を解放するためサンサから送り出した。キリコはフィアナに、イプシロンとの次の戦いが最後になるという。

感想

 意外にも今までほぼ会話の機会の無かったキリコとイプシロンの会話劇の回。キリコは何故フィアナの事をそう呼ぶのか、キリコのPS並みの戦闘能力はなんなのか、そしてロッチナがそのあたりの事情を全て知っているらしいのはどういうことなのか、と、謎を振りまきまくりの回でもありました。

 ところでキリコは、イプシロンの事を「作り替えられた」云々と改造人間のように表現していましたが、PSはゼロから作られる人造人間だったのでは?
 
 

【出演者】
キリコ:郷田ほづみ
フィアナ:弥永和子
ゴウト:富田耕生
ココナ:川浪葉子
バニラ:千葉 繁
ロッチナ:銀河万丈
バッテンタイン:戸谷公次
イプシロン:上 恭ノ介
ゾフィー山口奈々
レテ:佐藤正治
ダラム笹岡繁蔵
ル・ション:小出和明
ラドー:鈴木清信

 

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