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放送 AT-X。
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【※以下ネタバレ】
第５１話 修羅
あらすじ
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ギルガメス・バララント連合軍がキリコ一人を討つためにクエントの地表に展開しつつあった。かろうじてクエントから脱出したゴウトたちは、フィアナにキリコ説得をあきらめるよう、通信を入れる。だが、それはフィアナにはできないことだった。
キリコはわずかな秘密結社の手勢のみを引き連れて、包囲網の中へ突入していった。激戦で部下たちが次々と撃破されていく中、キリコは異能者としての能力で突破していく。その後についてくることができたのは、わずか2機であった。さらに展開する大部隊の頭上を、キリコは奪った揚陸艇で越えていく。そこにフィアナのATもとりついていることを知らぬまま
ゴウトたち三人は、重傷を負ったシャッコを連れて、宇宙艇でクエントを離れた。入れ替わるように、ギルガメス・バララント連合軍がクエントに降下し、キリコ抹殺のため、大部隊を地表に着陸させた。
キリコは秘密組織のAT部隊を率い、立ち塞がる大部隊のただなかに突入した。そしてすさまじい損害を出すもの、敵を蹴散らし、一路ワイズマンの居場所への入り口である大峡谷へと向かった。
しかし、大峡谷にも既にギルガメス・バララントのAT部隊が待ち伏せしており、秘密組織のATは次々と撃破されていった。キリコは大峡谷に突入し、追いすがる敵を振り払いながら一路ワイズマンの元を目指した。
グランはキリコから援護を命じられ、母艦は圧倒的な敵の前に無謀な戦いを強いられた挙句、大峡谷の谷底に墜落した。グランは死の間際、艦内に潜んでいたロッチナが姿を現すのを目にする。ロッチナは、「ワイズマンの目」として、キリコが後継者に相応しいかどうか見定めると言い、キリコの後を追った。
フィアナはATで密かにキリコの後を追跡していた。キリコは敵のATをようやく全滅させるが、その時ワイズマン自身の声を耳にする。ワイズマンは、自分の後継者となる者は、全世界を相手に、自力で自分の元へたどり着く者だと言う。キリコは、神となってアストラギウス銀河に復讐するため、ワイズマンの元を目指した。
感想
キリコの台詞が完全に悪の組織の卑劣な大幹部のそれだという。兵士たちに「任務を忘れるな！ お前たちは俺一人を生かすために戦えばいい」とか、グランに「最後まで戦うんだ。お前の働きはワイズマンに報告しておく」と言って全滅必至の状況に追い込むとか、もういちいちひどいの……
次回予告
『一人の男と一人の女が、銀河の闇を星となって流れた。一瞬のその光の中に人々が見たものは、愛・戦い・さだめ。いま、全てが終わり、駆け抜ける悲しみ。いま、全ての始まり。きらめきの中に望みが生まれる。最終回「流星」。遙かなときに全てを賭けて。』
【出演者】
キリコ：郷田ほづみ
ゴウト：富田耕生
バニラ：千葉 繁
ココナ：川浪葉子
シャッコ：政宗一成
フィアナ：弥永和子
ロッチナ：銀河万丈
キリィ：亀井三郎
アロン：野島昭生
グラン：二又一成
テダヤ：矢田 稔
バッテンタイン：戸谷公次
レイパード：徳丸 完
ワイズマン：柴田秀勝
