【少年漫画】感想:コミック「ゲッターロボ號 3巻」(原作:永井豪 作画:石川賢/1992年2月)

ゲッターロボ號 3 (少年キャプテンコミックス)

http://www.amazon.co.jp/dp/4198320306
ゲッターロボ號 3 (少年キャプテンコミックス) 単行本 1992/2/1
永井 豪 (著), 石川 賢 (イラスト)
出版社:徳間書店 (1992/2/1)
発売日:1992/2/1

【※以下ネタバレ】
 

あらすじ

 ゲッターチームと整備班はアメリカ軍の秘密基地「シャード・スノー」に身を寄せるが、アメリカ軍は日本の正規軍ではないゲッターチームを邪魔者扱いする。またステルバーのパイロットの一人で白人至上主義の「シュワルツコフ」(通称シュワルツ)は、日本人の號たちを目の敵にして何かと嫌がらせを仕掛け、號たちと激しく敵対する。

 やがてランドウ軍のメタルビースト軍団が基地に襲来し、シュワルツは落下してきた鉄骨に押しつぶされそうになるが、翔に助けられる。號・翔は成り行きでシュワルツと共にステルバーに乗り込み、空襲してきたランドウ軍を撃破する。地上から襲来してきたメタルビースト軍団は、待ち伏せしていたイギリス・カナダ・ドイツのロボットによって全滅した。

 戦いの後、號たちは要塞基地「テキサス」に迎えられ、ランドウ軍の移動要塞「ドラゴンタートル」との決戦を目指した。シュワルツは命の恩人である翔に惚れてしまう。

 ランドウの副官ラセツは、形勢を立て直すため、最精鋭の部下とメタルビーストを率いて前線に到着した。その部下たちの中には、翔の兄で機械人間と化した橘信一の姿があった。メタルビーストたちは迎撃に出たテキサス搭載のロボット軍団との戦闘に突入した。

 一方、シャード・スノー基地には日本から巨大輸送機が到着していた。(続く)

感想

 この巻は「ゲッターロボは修理中」ということで、全く活躍しません(笑) まあそれでも十分に面白い、というか、主役メカ抜きで各国の多彩なロボットが活躍する展開の方が面白いという、ニントモカントモな巻になっております。まあ石川賢先生も赤の他人がデザインしたゲッターより自分が考えたメカを動かす方が楽だったのではないかと。

 味方のロボが分身するなら、敵方も仏像型とか体の中に亜空間が広がっているとかで、もうロボットバトルというより忍術合戦というかそういう感じになっております。しかしそこが石川賢風味でイイネ(^_^)b
 
 

おまけ

tamashii.jp
 
 

2022年の読書の感想の一覧は以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 
超合金魂 GX-96 ゲッターロボ
超合金魂 GX-96 ゲッターロボ號 約180mm ABS&ダイキャスト&PVC製 塗装済み可動フィギュア