【少年漫画】感想:コミック「ゲッターロボ號 4巻」(原作:永井豪 作画:石川賢/1992年9月)

ゲッターロボ號 4 (少年キャプテンコミックス)

http://www.amazon.co.jp/dp/4198321019
ゲッターロボ號 4 (少年キャプテンコミックス) 単行本 1992/9/1
永井 豪 (著), 石川 賢 (イラスト)
出版社:徳間書店 (1992/9/1)
発売日:1992/9/1

【※以下ネタバレ】
 

あらすじ

 アラスカの米軍基地に、神隼人の送り込んだ空飛ぶ整備工場「クジラ」が到着した。行動不能ゲッターロボは早速クジラに格納され、修理が始まった。

 一方、連合軍のロボット軍団とラセツのメタルビースト軍の激突は、互いに一体ずつを失い、痛み分けに終わる。翔はメタルビーストの操縦者が兄・信一だと感じ取り呼びかけるものの、変わり果てた信一が答えることは無かった。

 ラセツは移動要塞ドラゴンタートルの指揮権を握ると、カナダ国境めざして突撃を開始した。アメリカの地上戦艦テキサスは待ち伏せ攻撃をしかけるため、隠密作戦を開始する。連合軍のロボット軍団は先発し、メタルビースト軍団との戦闘を開始するが、そこに修理が完了したゲッターロボが到着し、戦いに加わった。連合軍のロボット軍団はテキサスの到着までドラゴンタートルを足止めするため、次々と犠牲になっていった。(続く)

感想

 この巻で遂にゲッターロボが復活しますが、依然と明らかに何か違う……、とよく見ると、1・2巻とは違い目に光彩と言いますか、瞳というかが入っている(笑) まあ、連合軍の他のロボットには最初から入っていたけどね。また口(?)のあたりも微妙に変わった……、もうアニメのメカデザインから吹っ切れて石川賢流に再構築したようです。

 しかし、それでも、目立つのは他国のロボットの方なのだった……、ギミック満載のドイツのグスタフとか、飛行機に変形するアメリカのステルバーとか、巨大ローラーで相手を踏みつぶすカナダのロボスーンとか。ということで、漫画の内容としてはタイトルとは違い、あまり「ゲッターロボ號」ではない……、まあ、お話自体はめっさ面白いので良しとしよう。
 
 

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