星新一の不思議な不思議な短編ドラマ NHK
https://www.nhk.jp/p/ts/MKP974JQRN/
https://www4.nhk.or.jp/P7468/
放送 NHK BSプレミアム。15分ドラマ。全20回。
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【※以下ネタバレ】
あの時の”未来”を生きる私たちへ
前編の内容
第６話 善良な市民同盟 後編 (2022年5月10日(火)放送)
あらすじ
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「善良な市民同盟・後編」
[BS4K] 2022年05月10日 午後9:45 ~ 午後10:00 (15分)
ショートショートの神様・星新一の作品群を豪華キャストで映像化！小さい頃から手癖の悪かった男の運命が「善良な市民同盟」という謎の組織との出会いで大きく動き出す…
「善良な市民同盟」の一員となって、生まれ変わったように生きる男（Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２ 北山宏光）。しかし恋人（玉城ティナ）との幸せな日々の中でも、眼光鋭い老人（麿赤兒）が言いはなった「審判の日」という言葉が頭を離れない。やがて迎えた「審判の日」。はたして、男は、人類は、どのような運命をたどるのか？…
「審判の日」が迫る中、男の恋人が妊娠していることが解った。男は恋人を伴って謎の老人の家に行き、自分だけでなく恋人も「善良な市民同盟」に入れてほしいと頼み込む。ところが老人は男が同盟の秘密を他人に明かしたことに激怒し、要求をはねつけたうえ、男を同盟から除名すると宣言する。
男はワクチンが接種できなくなることに動揺し、自分だけでも助けてほしいと縋り付くが、それを見ていた恋人は男に愛想をつかしていなくなってしまう。
やがて「審判の日」がやってくるが病気の蔓延など起きず、さらに調べてみると「善良な市民同盟」の人間たちはみな姿を消していた。男は、例の老人がウイルスや審判の日という大嘘でセールスマンを騙し、悪徳会社から金を脅し取っていた悪人だったと悟る。
そのあと、男の前に恋人が戻ってきて、また一緒に暮らしたいとか言って〆。
感想
原作未読（もしくは読んだけど内容を忘れた）
いやいやいや、星新一の話でこんないい話風に終わるわけないよね？ 原作は「悪党だった男は、一枚上手の悪党の老人に一杯食わされただけでした」で終わっていると思うんですけど。
このドラマシリーズって嫌いでは無いのですが、「星新一の作品をドラマ化」ではなく「星新一作品を元ネタにして自分なりにリメイクしてみました」みたいな内容なのがなぁ……、もうそこをはっきり謳ってほしいと思います。でないと原作を知らない人たちに誤解を生みそう。
以前にNHKで10分枠で放送していたシリーズの方は、原作に忠実だったから余計にそう思うわけで……
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「善良な市民同盟」
【脚本・演出】安里麻里【音楽】田井モトヨシ【ラインプロデューサー】湊谷恭史【キャスティング】細川久美子【助監督】角田恭弥【制作担当】大川哲史【撮影】川野由加里【照明】緑川雅範【録音】石貝洋【美術進行】きくちまさと【特殊造形】宗理起也【メイク】水上摂子【ポスプロスーパーバイザー】佐藤正晃【編集】鈴木真一【音響効果】岡瀬晶彦【MA】大竹雪乃
「善良な市民同盟」1970年（『なりそこない王子』所収）
この番組について
“ショートショートの神様”星新一。生涯にわたり発表された１００１編を超える作品は、教科書にも掲載され、いまなお読みつがれています。世代を超えて愛されるその魅力は、“宇宙”“ロボット”“悪魔”など不思議でワクワクするSFやファンタジーの要素。また人間や社会に対する「おかしみ」や「皮肉」をまじえた目線。そしてなにより、短くも、あっと驚かされる予測不可能なストーリーです。それは、毒を含んだ寓話なのか、人類への警鐘なのか…。星新一の珠玉の作品を、令和のいま、実写ドラマとして描きます。
放送：2022年4月～8月 BSプレミアム・BS4K同時放送 毎週火曜日 午後9時45分～10時（全20回）
＜全話共通スタッフ＞
【総合演出】望月一扶【テーマ曲】出羽良彰【タイトル】caico design / sankaku【サウンドデザイン】長澤佑樹【音響効果】阿部真也【美術】森健彦【衣装】宮本茉莉【メイク】原さとみ【ポスプロスーパーバイザー】稲村剛義【映像技術】久野星香【制作統括】柴田直之（NHK）鳥本秀昭、川崎直子、西村崇、坂部康二、神林伸太郎（NHKエンタープライズ）、山本玲実、明仁絵里子（テレコムスタッフ）
星新一ショートショートセレクション
