【ドラマ】感想:NHK番組「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」第7話「逃走の道」(2022年5月17日(火)放送)

星新一の不思議な不思議な短編ドラマ(NHKオンデマンド)

星新一の不思議な不思議な短編ドラマ NHK
https://www.nhk.jp/p/ts/MKP974JQRN/
https://www4.nhk.or.jp/P7468/
放送 NHK BSプレミアム。15分ドラマ。全20回。

www.nhk.jp
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【※以下ネタバレ】
 

あの時の”未来”を生きる私たちへ

 

第7話 逃走の道 (2022年5月17日(火)放送)

 

あらすじ

星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「逃走の道」
[BS4K] 2022年05月17日 午後9:45 ~ 午後10:00 (15分)


ショートショートの神様・星新一の作品群を豪華キャストで映像化!2人組の強盗が警察から逃げるために列車に飛び乗るが、その列車は何かがおかしかった…


深夜に強盗を働いた2人組(村杉蝉之介コウメ太夫)。宝石の入ったバッグを抱え、警察から逃れるために停まっていた電車のトイレに身を隠す。しかし、誰も乗っていないと思われた列車は突然動き出し、どんどんスピードを上げていく。恐る恐るトイレから客車に向かった2人はそこでまばらな人影を見つけるが、奇妙なことに皆、微動だにしない。薄気味悪くなり列車内を見て回ると、更に不思議な光景を目の当たりにする。


【出演】村杉蝉之介コウメ太夫,大塚ヒロタ,影山徹,竹井亮介

 
 深夜。二人組の強盗が盗みを働いた後、警察の追跡から逃れるため、止まっていた列車に身を隠した。やがて列車は動き出し、二人は上手く逃げられたと安堵するが、ふと、一緒に乗っている乗客たちが身動き一つしないことに気が付く。実は乗客だと思っていたのは人間そっくりの人形で、人間の乗客は一人もいなかった。薄気味悪くなった二人は運転席に向かうが、運転手すらも人形で、二人は列車が無人のまま勝手に動いていることにパニックに陥る。

 一方、鉄道の関係者たちが、あるテストの準備を進めていた。それは無人の列車を高速で走らせてから急停止させ、どのような被害が出るかを調べるというもので、列車の改良に役立てる事が目的だった。急停止の際に人間にどんな被害が出るかを調べるため、列車内には人間そっくりの人形が載せられていた。

 そして列車は予定通りの場所で急停止した。


感想

 原作既読。

 オチがひどい話なのでよく覚えていました。ドラマの方は、まあ強盗二人組の狼狽ぶりとかがちょっと過剰な感じがしましたが、話は概ね原作通りなので、まあまあ良かったんじゃないでしょうか?
 
 

https://www.nhk.jp/p/ts/MKP974JQRN/
「逃走の道」


【脚本・演出】渋江修平【ラインプロデューサー】石川竜輝【キャスティング】高柳亮博【助監督】野間詳令【制作担当】岡元太【撮影】小山麻美【照明】前島祐樹【録音】早坂君男【美術進行】福井大【MA】塚本啓介


「逃走の道」1964年(『エヌ氏の遊園地』所収)

 

この番組について


ショートショートの神様”星新一。生涯にわたり発表された1001編を超える作品は、教科書にも掲載され、いまなお読みつがれています。世代を超えて愛されるその魅力は、“宇宙”“ロボット”“悪魔”など不思議でワクワクするSFやファンタジーの要素。また人間や社会に対する「おかしみ」や「皮肉」をまじえた目線。そしてなにより、短くも、あっと驚かされる予測不可能なストーリーです。それは、毒を含んだ寓話なのか、人類への警鐘なのか…。星新一の珠玉の作品を、令和のいま、実写ドラマとして描きます。


放送:2022年4月~8月 BSプレミアム・BS4K同時放送 毎週火曜日 午後9時45分~10時(全20回)


<全話共通スタッフ>
【総合演出】望月一扶【テーマ曲】出羽良彰【タイトル】caico design / sankakuサウンドデザイン】長澤佑樹【音響効果】阿部真也【美術】森健彦【衣装】宮本茉莉【メイク】原さとみ【ポスプロスーパーバイザー】稲村剛義【映像技術】久野星香【制作統括】柴田直之(NHK)鳥本秀昭、川崎直子、西村崇、坂部康二、神林伸太郎(NHKエンタープライズ)、山本玲実、明仁絵里子(テレコムスタッフ

 
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