【アニメ】感想:アニメ「ブラック★★ロックシューター DAWN FALL」第12話(最終回)「Black Rock Shooter」(2022年6月19日(日)深夜放送):予想外に楽しめた美少女バトルアニメ

TVアニメ『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』EDテーマ「Before the Nightmare」(BRSDF盤)

TVアニメ『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』公式サイト https://blackrockshooter-dawnfall.com/
放送 BS11。全12話。

blackrockshooter-dawnfall.com
【※以下ネタバレ】
 

西暦2062年。労働力の大幅な自動化プロジェクトの失敗後、その中核となる人工知能アルテミスが人類との戦いを選んだ末、荒廃した二十年後の地球。


とある基地の地下研究施設で、ひとりの少女、エンプレスが目覚める。
彼女は人類の守護者3人の生き残りのうちのひとりであった。しかし彼女には以前の記憶がない。
そんなエンプレスに平和構築軍の大佐は告げる。


エンプレスには、現在、アルテミスが建設中の月と地球を結ぶ軌道エレベーターを完成前に破壊する使命があることを。完成すれば月で大量生産中の巨大機械軍が大挙して地球へやってくるからだ。
だが、その行く手を仲間であったはずのデッドマスターやストレングス、アルテミスの手先である無人軍隊やカルト集団<教育機関>のスマイリーらが阻もうとする。


さまざまな思惑が交差する中、大佐らと軌道エレベーターを目指して進んでいくエンプレス。
その先で待ち受けるものとは……。

 

第12話(最終回)『ep12 Black Rock Shooter』 (2022年6月19日(日)深夜放送)

 

あらすじ

軌道エレベーター周辺の荒野で繰り広げられるドローン軍隊と平和構築軍の死闘。自らに差し伸べてきたルナティックの手を払いのけ、最後まで自分の意志を貫くことを告げるエンプレス。軌道エレベーターへ向かう大佐へドローン軍の容赦ない弾幕が降り注ぎ死を覚悟したその時、後方へ移送されたはずのシャーロットが現れる。その頃、エンプレスたちのことが気になり荒野を移動中のノリトとミヤは、撤退中のモニカと出会う。ノリトの気持ちに押され、一緒に行くことを決めるモニカ。戦場は死屍累々。精鋭のドローン軍と激闘の末、ストレングスやデッドマスターも大ダメージを負い、軍もほぼ壊滅状態。果たしてここから起死回生の策はあるのか...!

 
 地球には月からの攻撃がとめどなく降り注ぎ、ドローン軍との戦いで大佐は死に、デッドマスターもストレングスも散っていった。勝利を確信したルナティックはエンプレスに人類は滅ぶ以上戦いは無駄と煽るが、エンプレスは最後の力でルナティックと軌道エレベーターを破壊した。月面のアルテミスは、計画の再開に200年かかると計算する。


 50年後。ノリトが平和構築軍の大佐となり、モニカは月面に侵攻するプロジェクトの中心となり、ロケットに作り替えられたブラックトライクを打ち上げる計画が進んでいた。そして、シャーロット、ヘーミテオスユニットとなったミア、子供の姿で蘇ったデッドマスターとストレングス、が、月のアルテミスの攻撃に旅立った。月の前面にはアルテミスが放った大部隊が待ち構えていたが、そのとき地球からやって来た別の物体、蘇ったエンプレスが戦いに参加した。<完>


脚本:深見真
絵コンテ:天衝、宮繁之
演出:天衝、青木youイチロー
作画監督野中正幸、中川耀、西山実果


感想

 前半パート。この状況でどうひっくり返すのかと思ったら、軌道エレベーターを吹き飛ばしたらおしまいってちょっとびっくりした。月から何千発も隕石的な物が飛んできていて人類絶滅待ったなし的な感じだったのに。

 後半パート。子供だったノリトが50年後に大塚明夫声のおっさんになっていたのには笑ったなぁ。でも、満足のいくオチでした。

総括

 評価は○(まずまず面白かった)。

 「美少女+メカ+バトル」という1980年代のOVA的な内容のアニメでしたが、というか、だからか、なかなかに面白かった。


 西暦2062年。月に建設された人工知能アルテミスが人類に反乱を起こし、人類は機械との戦いで追い詰められ、地球は荒廃していた。平和構築軍の大佐は、人類の切り札として、かつてアルテミスと戦った戦士、ブラックロックシューターことエンプレスに最後の望みを託すが、エンプレスは過去の記憶もかつての力も失っていた……

 10年前の2012年にも同じようなタイトルの「ブラック★★ロックシューター」というテレビアニメが放送されたのですが、これが箸にも棒にもかからないような作品(注:あくまで個人の感想です)だったので、今年の新作もまるっきり期待していなかったのですが……、これが完全に良い方に予想を裏切られました。


 まあ、美少女戦士、機械の反乱、荒廃した世界、云々の設定はありがちな物ばかりで斬新さはありませんでしたし、失われた記憶を求めて放浪する云々も目新しくはなかったのですが、なんというか、そういう物であっても結構面白かった。

 特に上手いな~と思ったのがゲストキャラの扱いで、7話の図書館の司書ロボットとか、8話のモニカの旧友とか、いきなり登場した一回こっきりキャラなのに、30分という短い間に結構味のあるエピソードで印象付けてくれたりして、このあたりのテクニックはなかなかでした。

 シリーズ構成・脚本の深見真氏と言えば、人がむごたらしく死んでいく鬱&グロ系話のスペシャリストというイメージですが(注:あくまで個人の感想です)、本作においてはその辺りをマイルドに押さえており、まあ人は結構死ぬのですが「目を背けるようなグロ描写」は無しになってました。へー、こういう仕事もできるんだ……?

 ラストも良い感じにそつなくまとめてあり、1クールアニメの作りとしては上出来でしたね。結構楽しませてもらった一作でした。
 
 

ブラック★★ロックシューター DAWN FALL

制作会社
バイブリーアニメーションスタジオ、バイブリーアニメーションCG


スタッフ情報
【キャラクター原案】huke
【監督】天衝
【シリーズ構成・脚本】深見真
【シリーズ構成協力・脚本】吉上亮
【コンセプトデザイン】友野るい、石渡マコト(ニトロプラス)、太田幼女(ニトロプラス)
【キャラクターデザイン・総作画監督野中正幸、中川耀
【製作】ブラック★★ロックシューター DAWN FALL 製作委員会 UNLIMITED PRODUCE by TMS


音楽
【OP】ZAQ「ASEED」
【ED】高槻かなこ「Before the Nightmare」


キャスト
エンプレス[ブラックロックシューター] 石川由依
デッドマスター 早見沙織
ストレングス 潘めぐみ
大佐 桐本拓哉
モニカ 朝井彩加
ブラックトライク 久野美咲
ノリト 堀籠沙耶
ミヤ 伊藤あすか
ルナティック 友永朱音
スマイリー 杉田智和
シャーロット 大地葉

 
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エンプレス[ブラックロックシューター]
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デッドマスター
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ストレングス
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