科学雑誌ニュートン2022年7月号 「パズルで身につく数学的思考」 | ニュートンプレス
https://www.newtonpress.co.jp/newton/back/bk_202207.html
数学の基礎が楽しみながらわかる
パズルで身につく数学的思考
監修 今野紀雄
執筆 山田久美人々は古代から現在に至るまで,数学のさまざまな分野に関するパズルを数多くつくりだした。それらを解くことで,楽しみながら数学的思考力を身につけよう。
先月号の内容なんですけど特集「パズルで身につく数学的思考」というのが面白くて。
その中で一番印象に残ったのが、「新幹線の席は何故二列と三列という非対称な組み合わせなのか」という話です。これ、理由は、複数人で乗った時に一人だけ仲間外れにならないため、なんですね。
グループで旅行するとき、一人だけ仲間外れになったら嫌ですよね。しかし
2人で乗る→2人掛けの席に座る
3人で乗る→3人掛けの席に座る
4人以上の偶数人で乗る→全員2人掛けの席に座る
5人以上の奇数人で乗る→3人掛けに3人座り、残り(必ず偶数人)は全員2人掛けの席に座る
とすれば、一人だけ仲間外れになったりしないんです。へー、へー、へー。
その他にも「4枚カード問題」とか「鳩の巣原理」とか面白い話が目白押しでした。さすがニュートンさんやで!
Newtonライト『ろんりパズル』 (ニュートンムック)