ファイティング・ファンタジー・コレクション~レジェンドの復活~ | SBクリエイティブ
https://www.sbcr.jp/product/4815613969/
定価:8,250円(本体7,500円+10%税)
発売日:2022年7月16日(土)
サイズ:B6判
ページ数:1440
巨匠の最新作から幻の一篇まで
伝説のファンタジーゲームブック降臨!
1984年――まだコンシューマゲーム機に
「ロールプレイングゲーム」という概念が持ち込まれていなかった時代、
1冊の本が世界を席巻した。「一人で遊べるRPG」として作られた「ゲームブック」は多くの若者を魅了し、
その始祖たる「ファイティング・ファンタジー」は
最高位のブランドとして数々の名作を世に残してきた。
いま30年の時を超え、新旧の名作をお贈りする。
歴史に残る名著5冊+貴重な解説書、
さらには各作品専用のアドベンチャーシートを
豪華化粧箱に収録したコレクター必携のボックスセット!
【セット内容】
ゲームブック5冊
『死の罠の地下迷宮』
『危難の港』
『サイボーグを倒せ』
『地獄の館』
『魂を盗むもの』
解説書
雑誌『ウォーロック』監修を務めた安田均氏による書き下ろし解説。
アドベンチャーシート(全5枚)
豪華化粧箱
昨年2021年に発売された「ファイティング・ファンタジー・コレクション」に続き、今年2022年もゲームブック『ファイティング・ファンタジー・シリーズ』五作品詰め合わせセット「ファイティング・ファンタジー・コレクション ~レジェンドの復活~」が発売されました。
発売日は7月16日(土)でしたが、アマゾンに注文したばっかりに、配達日は7月21日(木)とずれ込み、しかもその日に受け取り損ねたため、ようやく手に入れたのは翌7月22日(金)でしたとさ(涙)
内容物
前作同様、ゲームブック五冊と、安田均先生による約30ページの解説本「FFシリーズの復活」、を、ブルーレイの箱的な化粧箱に詰め込んだ豪華セット。ゴージャス感が半端ないです。
●FFシリーズの復活(安田均)
収録作品の紹介、本国イギリスでのFFシリーズの出版の状況、FFシリーズ作品一覧、等。
●死の罠の地下迷宮(イアン・リビングストン/1984年)
社会思想社からは「死の<ワナ>の地下迷宮」のタイトルで出版された作品。6番目の作品とシリーズ最初期の物で、日本のゲームブックブームが最盛期の作品なので知名度抜群。ダンジョン探索物というテーマでそそられますが、さらに状況がダンジョン踏破競争というのもイイ。大人気作品。
●地獄の館(スティーブ・ジャクソン/1984年)
現代を舞台にした幽霊屋敷探索ホラー。バランスがきついことで有名(?)
●サイボーグを倒せ(スティーブ・ジャクソン/1985年)
珍しいスーパーヒーロー物。最終目標は悪の組織の巨大な陰謀を阻止する事ですが、それとは全然関係なしに街中で暴れまわるフリーの(?)悪の怪人たちの悪事にも対処しなくてはならず、正義のヒーローは忙しい、と実感できます。ところどころに用意されたギャグネタが面白い。大好き。
社会思想社版ではヒーロー名は「シルバー・クルセダー」でしたが、こちらでは「~クルセイダー」になっています。まあクルセイダーの方が訳として普通なのでしょうが、もうウン十年クルセダーに慣れていたからなぁ、ちょっと違和感ある……
●魂を盗むもの(キース・マーティン/1988年)
完全新訳作品。FFシリーズ第34作目。社会思想社版は33巻まで翻訳したところで力尽きて打ち切りになったので、当時の読者が読みたくて果たせなかった「その次」が30年越しで読めることになりました(感涙) いくらなんでも邪道っぽい「天空要塞アーロック」が日本ラスト作品というのはみんな納得していなかったはずだ……
冒険者の主人公が世の中を騒がす悪の魔術師のところに殴り込む的な内容(※多分)です。ウーン楽しみ。
●危難の港(イアン・リビングストン/2017年)
完全新訳作品。ホンの五年前に書かれた新しい作品。偶然手に入れた怪しげな宝の地図から大冒険が始まる、的な内容の模様。