感想:アニメ(新番組)「セイレン」第1話「常木耀 第1章 ケツダン」

セイレン B2タペストリー

「セイレン」 公式ホームページ|TBSテレビ http://www.tbs.co.jp/anime/seiren/
放送 BS-TBS

【※以下ネタバレ】
 

高校2年生の夏。「嘉味田正一」は進路希望表の内容で担任に呼び出されたことをきっかけに、大人になることへの不安を覚えはじめる。そんな彼が様々な女の子と出会い……そしてどんな将来を目指していくのか。未来に向かって駆け出す等身大の高校生と清廉(セイレン)可憐なヒロイン達の恋愛物語が、今始まる!

 

第1話 『常木耀 第1章 ケツダン

 

あらすじ

 高校二年生の地味男子「嘉味田正一」(かみた・しょういち)は、未だ将来の進路が全く見えず、進路相談で担任に苦言を呈されたりして悩める日々を送っている。また、クラスのアイドル的な存在「常木耀」(つねき・よう)からはなにかといじられたりしている。

 正一は一学期末のテストは親友「七咲郁夫」のおかげでかなり良い成績が取れて舞い上がっていたが、さらに郁夫から夏休み中に山奥のホテルで開催される缶詰め合宿に誘われ、それに付き合うことにした。しかし初日からレベルの高さにめげていたところ、夜、突然部屋の窓から怪しげな女が乗り込んできた。


感想

 評価は△(なんかイマイチ)。


 ゲームの「アマガミ」のスタッフ高山箕犀氏が、キャラ原案・シリーズ構成・脚本を手掛ける作品。アニメの「アマガミ」シリーズは結構好きだったので、わりと期待して視聴したのですが、評価は微妙……


 まずキャラデザが何かイマイチ趣味じゃない。全体的なデザインの方向性は悪くないのですが、最後の詰めの部分で微妙に外されているというか、なんとなく乗り切れない絵柄です。目の書き方とかその辺りでしょうか? 女の子たちが健康的に太ももをやたらさらして、お色気方面では抜かりはない感じなのですが……

 あと話もイマイチつまらん……、調べてみたら高山箕犀という人は、ゲームのシナリオライターではなくて絵描きの人じゃん!? 何故そんな人にアニメのシナリオを任せることにしたのか。

 今までも、ゲーム界の有名人がアニメに乗り込んできて死屍累々的な状態なのですが(謀略のズヴィズダーの星空めておとか、プラスティック・メモリーズ林直孝とか、パンチライン打越鋼太郎とか)、その系譜に連なる作品が爆誕しそうで、ちょっと怖くなってきた。


 ところでタイトルの「セイレン」って、海の怪物セイレーンの気取った言い方だと思っていたのですが(ゲーテをギョエテと表現するみたいな)、まさか「清廉」の事だったのか……、怪しい美女たちが主人公を惑わせる的な暗喩かと思ってたよ。

制作会社
studio五組、AXsiZ


スタッフ情報
【原作】高山箕犀
【監督】小林智樹
【シリーズ構成、キャラクター原案】高山箕犀
【キャラクターデザイン】細田直人
【音響監督】本山哲
【音響制作】ダックスプロダクション
【音楽】信澤宣明
【音楽制作】ポニーキャニオン


音楽
【OP】奥華子「キミの花」
【ED1】常木耀(CV:佐倉綾音)「瞬間Happening」
【ED2】宮前透(CV:下地紫野)
【ED3】桃乃今日子(CV:木村珠莉


キャスト
嘉味田正一:田丸篤志
常木耀:佐倉綾音
桃乃今日子:木村珠莉
桧山水羽:井澤詩織
上崎真詩:三上枝織
三条るいせ:黒木ほの香
宮前透:下地紫野
嘉味田十萌:沼倉愛美
七咲郁夫:浅利遼太
鬼型雅美:田村ゆかり
高遠由貴恵:藤田咲
菊池洋子藤井ゆきよ
丸石燈花:長妻樹里