![昭和40年男 2024年8月号 Vol.86 昭和40年男 2024年8月号 Vol.86](https://m.media-amazon.com/images/I/51jAkJKRskL._SL500_.jpg)
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昭和40年男 2024年8月号 Vol.86 Kindle版
昭和40年男編集部 (編集) 形式: Kindle版
出版社:ヘリテージ (2024/7/11)
発売日:2024/7/11
昭和40年男 2024年8月号 Vol.86「昭和英雄列伝 アクションヒーローのように」(2024/7/11発売)
https://showa-club.com/collections/showa40/products/showa40-2024-7-11
表紙は『仮面ライダー』菅原芳人描き下ろしイラスト!
7月11日発売号の特集は「昭和英雄伝説 アクションヒーローのように」。キック! アタック! パンチ! 必殺の…!! 自身の身体、精神を限界まで奮い立たせ、悪の組織や平和を乱す者たちに立ち向かっていった男たちに、昭和40年男は心を熱くしました。画面越しに声援を送り、「強い男になりたい!」と憧れのまなざしを注いでいた、そんな“アクションヒーロー”が特集の主役です。
宮内洋さん、伴大介さんなど、言わずと知られた“ヒーローを演じた男”をはじめ、伝説のスーツアクターや倉田保昭さん、ブルース・リーなど、作品そのものというよりも、登場するヒーローにスポットを当てた特集になっています。特撮ヒーローを題材にしたイラストを数多く手がけてきたイラストレーター・菅原芳人さんによる表紙&インタビューにも注目。昭和のアクションヒーローの魅力、そして彼らから受けた影響をあれこれ思い返しながら胸が熱くなること間違いナシの内容となっています。
1965年生まれ男性を対象とする雑誌「昭和40年男」。今回の特集はアクションヒーロー。仮面ライダーを筆頭とする特撮ヒーローと、ブルース・リーや倉田保昭といったアクションヒーローをひとまとめにして特集。
冒頭が特撮系イラストで有名(らしい)菅原芳人氏のロングインタビューから入っていたので、ちょっと思っていたのとは違いましたが、それなりに面白かった。
特に宮内洋(仮面ライダーV3、アオレンジャー、怪傑ズバット)、伴大介(人造人間キカイダー、イナズマン)といったレジェンドのインタビューがあったのは読みごたえあり。
宮内洋氏は
・JAC出身だったので、仮面ライダーV3の主役の話が来た時、前の二人(藤岡弘、佐々木剛)より凄いアクションができると自信があった。
・変身するときの掛け声。生身の体でぎりぎりまで戦ってから変身する、というつもりだったので、ダメージがある状態で奇麗に「ブイスリー!」と言えるはずがない。だから「ブイスリャー!」というあの掛け声にした。
・V3は視聴率が物凄かったので、なんで一年で終わるんだと悔しかった。
・アオレンジャー新命明役の時は、他のドラマの仕事が忙しくてフル出演はできなかった。V3風見志郎より数歳年上の心つもりで演じた。
・怪傑ズバット・早川健は同じメソッドで、新命明よりまた数歳年上の気持ちで演じた。
云々。このインタビューが一番の読みどころだと思いました。
あとは、仮面ライダー人気の話とか、石橋正次インタビュー(当時既に人気俳優&歌手だった人が特撮のアイアンキングの仕事を受けたいきさつ。脚本の佐々木守と親しかったから。特撮ドラマというより青春物のつもりで演じた、等)とか、怪傑ライオン丸・風雲ライオン丸・鉄人タイガー7ネタとか、川内康範ヒーローたち(レインボーマン、ダイヤモンド・アイ、コンドールマン)ネタとか色々ありましたので、昭和特撮好きは結構興味ある内容だと思います。
力の限りぶち当たる闘う正義のヒーロー!
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変身ヒーローを演じたら“日本じゃあ一番”。それが宮内洋だ。『仮面ライダーV3』の風見志郎をはじめ、演じた役はすべてが彼のために生まれたと断言できる。そんな圧倒的なレジェンドがヒーローの真髄を語る。
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見た目は人間だが中身はロボット。不完全な良心回路を内蔵し、時に善悪の境で悩みを抱える人間くささをあらわにする。役者・伴大介はそんなキカイダーを自らの思いのなかで生み出した。そこに宿ったヒーローの魂の正体に迫る。
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