2024/07/20 10:00
[インタビュー]理不尽だらけの「ドルアーガの塔」の攻略とは,どんな世界だったのか?40年前の若者が“この世の真理”を追い求め,燃え尽きるまで
https://www.4gamer.net/games/634/G063466/20240716042/
2024年7月,アーケード版「ドルアーガの塔」が,全国のゲームセンターで稼働を開始してから40周年を迎えた。ナムコ(当時)からリリースされたアクションRPGで,「ゼビウス」などで知られるゲームクリエイターの遠藤雅伸氏が企画・開発を手がけたタイトルだ。
本作は高難度のゲームとしても知られているが,それは宝箱を出現させる条件のヒントがゲーム中に一切示されず,かつその条件の多くに法則性のようなものがまったくない──言い換えれば理不尽な条件だったことが理由だ。
「ドルアーガの塔」の稼働開始から半年ほど経った頃,全フロアの攻略情報が雑誌「マイコンBASICマガジン」に掲載され,その後に攻略本も出版されるなどして,すべての宝箱出現条件が明らかになった。近年リリースされている移植版の多くでは,ゲーム内で宝箱の出現条件を確認できるようになっている。
それらの条件を今眺めた人達は,「こんなの分かるわけないだろ(笑)」と呆れるかもしれない。しかし40年前には,それを解明しようと連日ゲームセンターに足を運び,何時間もプレイしていたゲーマーが少なからず存在していた。
その1人が,アーケードゲーム専門誌「ゲーメスト」(1999年に休刊)にて編集長を務め,現在はゲームライターとして活動している石井ぜんじ氏である。今回,石井氏に,40年前の様子を振り返ってもらった。
というわけで驚異の理不尽ゲーム(断言)「ドルアーガの塔」をゲーセンに通い詰めて攻略していった人の貴重な証言です。
でも、これ読んで「ほーん、大変だったんですねぇ」とか共感できるの同時代を生きた、今や還暦前後の人間だけだと思うんですわ。
若い人なら「ゲームをプレイする前に、ネットでまず攻略情報探しておいて、時間を無駄にしないようにしてからスタート」ですからねぇ。まるで学者か何かみたいに、色々な条件を手探りで見つけていく、とかいう話、21世紀人には共感できないどころか「タイパがぁ~、昔の人はアホだったんですね」とか切り捨てられそう。