http://www.amazon.co.jp/dp/B00284C1BM
ブランド: シミュレーションジャーナル
ゲームジャーナル20号 魏武三国志
【※以下ネタバレ】
付録ゲーム
http://www.gamejournal.net/item_list/gj_020/index.html
魏武三国志
「太平記」システムで群雄鼎立後の壮大な三国志世界の全貌を描く。
ゲームは曹操が献帝を許都に迎えた官渡の戦いの前夜から開始し、三国鼎立に至る壮大な歴史ドラマを、曹操プレーヤーと反曹操プレーヤーによる2プレーヤーゲームという視点で描く。
劉備、関羽、張飛、曹操、孫権、呂布、袁紹、袁術、劉表、劉璋、馬騰、孔融等の群雄はじめ、三国志を彩る100名以上の武将がオールスターで総登場。
「三国志」テーマのウォーゲームとしては、マルチプレーヤーズゲーム以外にはめぼしい作品が少なかったが、待望久しい2人プレーゲームで、群雄鼎立後の壮大な三国志世界の全貌を描いた新作!!
本誌
●特集「三国志 英雄ここにあり」か「三国志2 英雄ここにあり」か「魏武三国志」
三国志は、我々日本人にとって、日本史以上に人気テーマのひとつです。
劉備玄徳、曹操孟徳、孫権仲謀、関羽雲長、張飛翼徳、呂布奉先、袁紹本初、そして諸葛亮孔明など、多彩かつ魅力にあふれる綺羅星の如きキャラクターの数々が、三国志テーマの最大の魅力といえるでしょう。ゲームジャーナル今回は、実に3年ぶりに三国志テーマに挑戦します。乞う、ご期待!
・カラーページワイドグラビア
・「魏武三国志」リプレイ(北条投了)
・魏武三国志登場武将要覧
・付録ゲーム「魏武三国志」リプレイ漫画(松田大秀)
・三国志面白コラム」(上田洋一)
・「曹操最大の危機」開発情報
<コメント>
付録ゲームについてはイマイチ面白くなかったのですが、「三国志面白コラム」はヒット企画。三国志のたわいない小ネタが三十数個も並んでおり、軽い読み物として最適でした。
●[連載]ソンシー浅野のそこまで言ってインカ帝国?
新連載。ウォーゲーマーを集めて討論する新企画。今回のテーマは「今まで目撃したもっとも運のしなプレイは?」「ランダム性が高いゲームは良いと思うか?」「ウォーゲームのIFはどこまで許される?」「太平洋戦争ゲームで戦艦を捨て駒に使うか?」
<コメント>
冗談交じりの軽い討論企画。まあそこそこ面白かったですよ。
●[連載]誌上ビッグ対談 北条投了VS浅野竜二
本号の「魏武三国志」デザインの北条投了氏がゲスト。
<コメント>
「魏武三国志」の話がメイン。
紹介者:二木太郎氏。紹介ゲーム:フリードリヒ大王(HJ/AH 1986年)。
<コメント>
褒めつつも、プロイセン有利に作ってあることに多少の苦言も……、あと「ホビージャパンの翻訳はいい加減だから英語のルールブックも当たるように」とのお言葉もありました。
●[連載]トワイライトインペリウムゾーンへようこそ(ささきしのぐ)
連載第三回。FFG社の大ヒットSFボードゲーム「トワイライトインペリウム 第三版」(2004年)の紹介記事。最初にどれだけ素晴らしいゲームかを褒めまくった後、プレイのセオリーをレクチャー。
<コメント>
定石とかあってカードの種類も多くて、とても初見ではプレイできない凄いゲームというのは伝わってきました。
連載第三回。プレー&デザイン集団・馬防柵による連載。紹介ゲーム:Struggle of Nations(ナポレオンの黄昏)(AH/HJ)
<コメント>
ヘクスのサイズが鉛筆くらいしかないという信じられないゲームとのこと。しかしゲーム自体の評価は高め。歴史背景1813年諸国民戦争の説明も、ゲームシステム紹介も良し。
●次号の予告
総合感想
評価○。特集企画はそれほどでもなかったけど、その他記事が良かったのでOK。