感想:アニメ「AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-」第9話「ゲームのカードで戦ってしまったのですが!」


AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION- ヒロインB2タペストリー

AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-アキバズトリップ・ジ・アニメーション) 公式サイト http://akibastrip-anime.com/
放送 AT-XAT-Xが最速放送)(全13話)

【※以下ネタバレ】
 

第9話 『TRIP9 ゲームのカードで戦ってしまったのですが!』 (2017年3月1日(水)放送)(最速放送)

 

あらすじ

 タモツは有紗の影響でトレーディングカードゲーム「バトルクリーチャー(バトクリ)」にハマってしまう。同じころ、アキバの自警団が次々と解散の危機に直面していた。新規加入した女性メンバーをめぐって、団員たちがいがみ合うになってしまっていたのだった。タモツたちは「姫をめぐって崩壊するサークル」を連想するが、その女性メンバーは、まさに「プリンセスカンパニー」という会社が自警団に派遣していた「サークルの姫」だった。

 タモツたちはプリンセスカンパニーが怪しいとにらんで乗り込むが、予想通り会社の社長「政田池輝(まさた・いけてる)」(小野大輔)はバグリモノで、アキバ支配のためにアキバ自警団を消滅させようと「姫」を送り込んだのだった。しかも池輝は戦闘力が高く、戦いを挑んだまとめは一蹴されてしまう。ところが池輝はリアルバトルは美しくないので、バトクリで勝負をつけようと言い出し、唖然とするまとめを無視して、タモツはノリノリで申し出を受ける。

 そしてタモツは、池輝の猛攻に大苦戦しつつもチート的なレアカードで大逆転勝利した。自警団も無事元通りとなり、アキバの平和(?)は守られたのだった。


脚本/雑破業  絵コンテ・演出/青柳隆平 総作画監督/満田一  作画監督/吉岡敏幸


感想

 今回は最初から明示されていますが、遊戯王をおちょくった内容で、もう苦笑としか言いようがなかった(笑)

 タモツの髪型がやたらとげとげしくなって刺さりそうになっているとか、やたら大げさなカード供給装置(?)を腕にはめて「●●をドロー!」とかノリノリで叫ぶとか、どこかで見たようなシーンが頻出。しかし、それらはあくまでイメージの世界で、現実には椅子に座って対峙したプレイヤーがチマチマとカードを出し合っているだけで、さらにそれを観客のまとめが呆れ気味に眺めているとか、この手のカードバトル物を完全にバカにしに行っています(笑) さすが雑破業先生(笑)

 さて、毎回豪華ゲストが登場するこの作品。前回のエンディングで声優ユニットミルキィホームズの四人が映っていたので、今回のゲストキャラとして活躍するのかと思ったら全然そんなことはなく、メインはまさかの小野大輔(!!)でした。小野Dなら「大物枠」の資格十分ですよね。ハンサムキャラもギャグキャラも巧みにこなすお方ですが、あのハンサム声でアホみたいなシチュエーションの演技をされると、余計におかしくて仕方なかったですわ(笑)


一件落着ゴ用心【AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-盤】