感想:アニメ「タイガーマスクW」第35話「炸裂!虎の牙!」

テレビ朝日系アニメ「タイガーマスクW」オリジナルサウンドトラック

テレビアニメ「タイガーマスクW」公式サイト http://www.toei-anim.co.jp/tv/tigermask_w/
2016年10月~2017年7月放送。全38話。

【※以下ネタバレ】
 

第35話 炸裂!虎の牙!

 

あらすじ

 「ファイナルウォーズ」最終戦第二試合のタッグ対決のカードは、「オカダ&真壁 対 タイガー・ザ・グレート・ザ・サード&タイガー・ザ・ブラック」となった。真壁はスパイダージャーマンでブラックをKOするが、直後ザ・サードが真壁にデビルズクラッシュを決め、さらに失神状態のブラックを真壁にかぶせてフォール勝ちさせてしまう。

 真壁、ブラックとも病院送りとなり、新日本はメンバーがいないため、温存すべきオカダを次の六人タッグ戦に投入せざるを得ない状況になっていた。そこにタイガー・ザ・ダークが現れ、新日チームの一員として出場を直訴したため、第三試合は「棚橋&タイガーマスク&タイガー・ザ・ダーク 対 ビッグタイガー・ザ・セカンド&ミラクル1&ミラクル2」という顔合わせとなる。

 ミラクル2の中身であるケビンは、親友だと思っていたタクマが敵となって現れたため逆上し、マスクを脱ぎ捨てて素顔でダークとやり合う。ダークは最初試合勘が鈍っていて攻め込まれるが、徐々に調子を取り戻していった。

 タイガーマスクは、タクマの言葉を元に開発していた新必殺技「かかと落としと膝蹴りの複合技」をケビンに決めて失神KOに追い込む。しかし試合自体は、棚橋がザ・セカンドの必殺技「スキュア」に敗れ、新日本は0勝2敗1分けと後が無くなってしまった。

※スキュア=カナディアンバックブリーカーの態勢からジャンプし、相手をマットに叩きつけつつ背中に頭突きをくらわす技。


脚本:玉井★豪  演出(絵コンテ):地岡公俊/園田誠  作画監督:大西陽一/島崎望  美術:杦浦正一郎/斉藤信二/木賊美香


感想

 おやおや、こんな形でタイガー・ザ・ダークが復活か。それにしても前々回は高岡がタクマに「虎の穴を抜けるとなると制裁を覚悟しておけ」云々と脅していましたが、いざ今回はとなると「ダークはもうリリース(解雇)されているので新日側で出ても問題ない」とかいう説明になっていて拍子抜け…… まあ「梶原一騎的昭和世界観」を21世紀にやろうとするとこんな風にゆがみというかつじつまが合わない部分が出てきちゃうのも仕方なしか。

 それにしても棚橋とか真壁とか現実のレスラーをぼこぼこ負けさせて、新日サイドから怒られないのかと心配になる。

参考:ファイナルウォーズ最終戦の試合結果

第一試合
△真壁(両者リングアウト)△タイガー・ザ・ブラック
 
第二試合
オカダ、×真壁(デビルズクラッシュ)ザ・サード、○タイガー・ザ・ブラック
 
第三試合
×棚橋、タイガーマスク、タイガー・ザ・ダーク(スキュア)○ビッグタイガー・ザ・セカンド、ミラクル1、ミラクル2
 
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