
カササギ殺人事件 https://www.twellv.co.jp/program/drama/kasasagi/
放送 BS12。全6話。
【※以下ネタバレ】
数々のミステリー賞を受賞したベストセラー小説『カササギ殺人事件』を映像化。古典的な本格推理の構造と、現代ドラマならではの緊張感を融合させた上質な英国ミステリー。
第6話(最終回)「笑顔の別れ」
あらすじ
第6話 笑顔の別れ(最終話)
2026年6月29日放送
スーザンは、出版社を突然辞めたジェマイマに会い、新作の原稿は木曜のディナーの席でチャールズが受け取ったのではなく、スーザンが出張でドイツにいた水曜に郵送で出版社に届いていたことを知る。
●現実世界パート
編集者スーザン・ライランドは、会社を辞めたジェマイマとのコンタクトに成功する。ジェマイマの証言で、小説「カササギ殺人事件」の原稿は、会社に郵送されて彼女が受け取っていたことが分かる。上司のチャールズは、原稿をアランから手渡しされたと言っていたが、その前日に既に会社に届いていたので大ウソだった。
スーザンの恋人アンドレアスは「アランの首を絞めている(ように見える)写真」の送信元を調べてもらい、スーザンの勤務先「クローヴァー・ブックス社」であることを突き止める。
夜中。スーザンはチャールズのオフィスに忍び込み「カササギ殺人事件」の最終章を見付ける。そこにチャールズが忘れ物を取りに来て顔を合わせ、チャールズがアラン殺しの犯人だと指摘する。
実は「名探偵アティカス・ピュント」シリーズの作品タイトルの先頭を縦読みすると「アナグラムが解けるか」となる。そして「アティカス・ピュント」(Atticus Pund)という名前はアナグラムで「ある バカな お●●こ野郎」(A Stupid Cunt)となる。
もし「カササギ殺人事件」を出版して読者がこれに気が付いたらシリーズの評判は地に落ち、会社売却は破談になり、チャールズは大金を得ることができなくなる。チャールズはこの仕掛けをしってアランの家に押し掛け、修正を要求したが受け入れられなかったため発作的に突き落として殺した。そして手書き原稿やデータを回収したのだった。
スーザンはチャールズに自首を求めたが、チャールズはスーザンの頭を殴りつけて昏倒させオフィスに放火して逃げ出す。しかしアンドレアスが助けに来てスーザンは生き延び、チャールズは逮捕された。病院に入院中のスーザンの前にアティカス・ピュントが現れ、事件の謎ときの現場へスーザンを案内した。
●劇中小説パート(1955年)
名探偵アティカス・ピュントは、メアリ・ブラキストンの別れた夫に会い、12年前のサムの死後、メアリがロバートに過保護になったという証言を聞きすべて分かったという。
ピュントは助手のジェイムズ、チャブ警部補と共にロバートとジョイ・サンダーリングのところに行き推理を話す。
12年前。ロバートは弟サムが父から犬のベラを送られたことに嫉妬し犬を毒殺、さらに数日後弟を溺死させた。母のメアリはそれを目撃していて、以後ロバートを監視していた。さらにロバートのしたことを手紙に書いてマグナス・パイ卿に託し、自分が死んだら中を読んでもらうようにしていた。
やがてメアリは掃除中に階段から転落して事故死した。ロバートは手紙がマグナス・パイ卿に読まれることを恐れ盗みに入ったが手紙が見つからず、骨董品を盗んで空き巣を装った。さらに手紙を読んだパイ卿の元へ行き弁解するが屋敷から追い出されそうになったのでパイ卿を殺害し、手紙を焼き捨てた。しかし封筒を間違えてしまいメアリが書いた封筒は残っていたので筆跡でばれてしまった。
メアリがロバートとジョイの婚約を反対したのは、ジョイへの差別ではなく、ロバートが家庭を持つことを阻止しようとしたのだった。
事件解決後、スーザンはピュントに別れを告げた。
感想
……、はぁ?
『このミステリーがすごい! 2019年版』第1位
『週刊文春ミステリーベスト10 2018』第1位
『ミステリが読みたい! 2019年版』第1位
『2019本格ミステリ・ベスト10』第1位
と、そうそうたる評価をえていた小説のドラマだったので、滅茶苦茶期待していてハードル上げまくっていたら、5回目までロクに話が進まず、最終回では「な、なんじゃこりゃぁ?」というしょうもない結末で唖然呆然!!
てっきり現実の事件と小説の内容がリンクしていて、原稿の行方を見付けて小説のオチを読んだら、現実世界の事件を解決でき、驚愕のどんでん返しが待っていると思っていたのに、いたのに?!
大体手がかりを後出しすぎ!
・原稿が郵便で届いていたこと
・アティカス・ピュント・シリーズの歴代タイトル
とかを最後の最後まで隠していたのは卑怯じゃないですか?
「読者への挑戦」みたいに「手掛かりは全て提示した! さぁ犯人は誰だ?」というのではなく重要な手掛かりを全部隠し、関係ない登場人物を山のように出して時間稼ぎしてオチまで引き延ばしただけ。アラン殺しの動機も「探偵の名前がアナグラムで下品だったから」とかしょうもなさすぎた。なんだそりゃ。
まぁ劇中小説パートはそれなりに面白かったですよ? しかし推理小説好きの皆さんは「こ、これは四冠に値する超絶傑作だ!!」と本当に思っているんですか? それとも小説は超面白いけどドラマがク●なんですか?
流れるように視聴はできましたが、謎ときとしては全然期待外れだったなぁ……、いやでもドラマとして流れるように視聴できたので(二度目)続編もスナック菓子程度の感覚で見るつもりですけど……
おまけ
番組の最初に「青少年向けにふさわしくない表現があるので注意して」と警告され、グロい殺人シーンがあるのかと思ったら「お●●こ野郎」の事でしたか(苦笑)
参考:登場キャラ名
現実世界パート
スーザン・ライランド 編集者
アラン・コンウェイ 人気作家
チャールズ・クローヴァー スーザンの上司
アンドレアス・パタキス スーザンの恋人
ロック警視 警察
クレア・ジェンキンス アランの姉
カーン 弁護士
ジェイムズ・テイラー アランの恋人
メリッサ アランの元妻
フレディ アランの息子
ジャック・ホワイト 不動産開発業者。アランの隣人
リー・ジャフリー 素人作家
ケイティ・ライランド スーザンの妹
マックス・ライランド スーザンとケイティの父親
劇中小説パート
アティカス・ピュント 名探偵
ジェイムズ・フレーザー ピュントの助手
チャブ警部補
マグナス・パイ卿
パイ夫人
フレデリック パイ卿の息子
クラリッサ・パイ マグナスの双子の妹
メアリ・ブラキストン パイ家の家政婦。ロバートの母。
ブレント パイ家の庭師
ロバート・ブラキストン メアリの息子
ジョイ・サンダーリング ロバートの婚約者
ホワイトリー 骨とう品店店主
ミス・ダーンリー 家庭教師
マシュー・ブラキストン メアリの元夫

