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＃２６ 彼女達の肖像
比較すべきものを思いつかない異色の作品も遂に最終回となりました。現在と過去が交錯して語られる、前回からの「それから」。「新天地」へと旅立った主役コンビ、そして巫女たちと、アルクスプリーマのその後。廃艦となったアルクス・プリーマでの二人のダンス。
結局、このお話は、戦争物でもなんでもなくて、シヴュラ達の青春物語だったのですね。大人になった彼女達（もしくは彼ら）が、子供だったあの頃はあんな風に生きていたのだ、と回想するお話。そして、だからこそ、成長した姿を見せないアーエルとネヴィリルの（ダンスシーンの）姿と対比して、彼女たちの今がまた際立つと。
こんなに見ごたえの有る作品が今日でラストだと思うと寂しさ一杯です。半年間楽しませてくれてありがとう、ですね。
