感想:映画「ダ・ヴィンチ・コード」(2006年)


 5/16(土)に地上波放送した映画。


■あらすじ

 ルーブル美術館館長が殺害されるが、彼は死ぬ間際に意味不明のメッセージを残していた。パリを訪れていたアメリカの大学教授ラングドンは、謎解きのため警察に呼ばれるが、実は警察は彼を犯人と決め付けていた。ラングドンは館長の孫娘の助けで、濡れ衣を晴らすため、死者の残したメッセージを解き明かす事に・・・


■感想

 原作小説は映画公開時に読んでいて「暗号解読物」でありながら、やたら忙しい話であることにビックリした記憶が有ります。そして、当時、映画の批評で「展開が早すぎてついていけない」と叩かれているのを読んで「さもありなん」と思っていたのですが、実際に見てみると・・・

 いやいやいや、展開の体感速度は原作とまるっきり一緒で、叩くべき理由は無かったです。細かいところは端折っている様な気がしますが、概ねあらすじはフォローしていますから、ほぼ原作準拠の良心的な内容で、原作を読んだ身としては「頑張ったなぁ」と言いたいですね(謎解きはまだ有った気もするけど勘違いかもしれないし)。

 やたらめったら長いので、見終わった時にはグッタリ疲れてしまいましたが、謎解き物として良い出来だったと思います、ハイ。