小説「りんぐ&りんく!」(水沢あきと)の感想です。
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■データ(公式)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4048680889/
りんぐ&りんく! (電撃文庫 み 17-1) (文庫)
水沢 あきと (著)
文庫: 264ページ
出版社: アスキー・メディアワークス (2009/10/10)
ISBN-10: 4048680889
ISBN-13: 978-4048680882
発売日: 2009/10/10
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■あらすじ
平平凡凡な主人公・常盤祐樹は、ある夜突然、隣のクラスの秀才美少女・市瀬凛に声をかけられ、有無を言わさず指輪をはめられてしまう。凛の言うところによれば、祐樹は指輪の契約によって彼女の「所有物」となり、自分も知らなかった特殊な力を彼女のために使わないといけないらしい。さっぱり事態が飲み込めない祐樹だったが、さらに祐樹の力を狙う者が次から次へと出現し・・・
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■感想
ライトノベルというジャンルは、漫画とかアニメとかで間接的に内容は知っていますが、「本」そのものを買ったのは何年振りでしょうか? 7−8年ぶりくらい?
内容は『ヒロイン1(幼い系)、ヒロイン2(美人、生徒会役員&大金持ちのお嬢様、でも割とヌケてる)、契約→戦いに巻き込まれ→恋の鞘当て→バトル→勝利』というところです。基本は甘い感じの学園物、しかしバトルは少年漫画風に、という感じで、オタク世代に馴染みの有る諸々の要素をバランスよく配置して手際よくまとめてあるので、サクサクッと読めました。
ちなみに、お話は、基本的には完結しているのですが、色々な要素が配されていて、「この設定を膨らませたらどんどん続きが書けるな」という作りになっているのには感心しました。そうか、ライトノベルとはこんな風に作って続編に備える物なのか〜。
「尖った設定」は無い代わりに、妙に覚悟を決めなくても手軽にススッと読めます。美少女&バトルという王道ジャンルを素直に楽しみたい方にお薦めしたいところです。
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■評価
(5段階評価の)4点。
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■蛇足
表紙に描かれているヒロイン。絵の下の方は帯で隠れていますけど、外してみたらいきなりパンチラでした。なるほど、表紙はこんな風に描くものなのか・・・
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- 作者: 水沢あきと,木場智士
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/10/10
- メディア: 文庫
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