感想:アニメ(新番組)「いちばんうしろの大魔王」第1話「魔王が誕生しちゃった!」


 アニメ「いちばんうしろの大魔王」の感想です。

いちばんうしろの大魔王 マーベラスエンターテイメント
http://www.mmv.co.jp/special/daimao/

 CS放送・AT−Xでの視聴です。


■概要

 水城正太郎原作のライトノベルHJ文庫)のアニメ化。ファンタジー系の学園物。

第1話 『ACT 01 魔王が誕生しちゃった!』


■あらすじ

 現代日本ぽい風景にファンタジー要素が多少プラスされている世界。主人公「紗伊阿九斗(さい・あくと)」(声:近藤隆)は将来の大司祭を目指して「コンスタン魔法学院」に入学した。阿九斗は学園に向かうバスの中で、同学年の「服部絢子(はっとり・じゅんこ)」(声:日笠陽子)と出会い、共に社会のために役立ちたいという理想を持っていることを知り、友情を誓い合う。

 ところが阿九斗は入学時に受ける健康診断+将来の職業予想で「将来大魔王になる」と宣告され、たちまち好奇の目にさらされてしまう。さらに同じクラスとなった絢子は、阿九斗が自分を騙していたと思い込み、目の敵にして攻撃してきた。阿九斗が誤解を解こうとするほど、事態は泥沼化していき、さらに電波系少女「曽我けーな」(声:豊崎愛生)、「監視員」を名乗る「ころね」(声:悠木碧)が次々と現われる。


■感想

 原作未読。漫画版も存在は知っていますが未読。

 いきなりですが、初回の評価は5点満点で2点。かろうじて次回も見ようと思った、という程度です。冒頭のシーン、「主人公がお年よりの荷物を持ってあげようとする→ヒロインに引ったくりと誤解されて吹っ飛ばされる」というあまりにもひねりの無い展開の時点で「あーあ」と思いましたが、さらに、主人公が周りの誤解を解こうとするほど泥沼にはまっていく、という展開にはさらにイラッと来ました。あまりにもありふれたパターン過ぎて新鮮味ゼロ。

 あと、「ライトノベル系・ギャルゲー系の学園物」と来れば「ライトなエッチ」は欠かせませんが、「パンチラになんぞもう古い」と言いたいのか、絢子は「ふんどし」着用です。パンチラどころかふんチラ。字面だけだと全然エロそうにありませんが、Tバッグというかそれ系の絵をめったやたらに披露してくれて、そりゃあエロはアピールしてますよ、ええ。あと(一回だけですが)乳首も完全披露。もうこの作品の方向性はおよそつかめました。

 まあ、次回第2話でストーリーの質が急上昇する可能性も考え、もう数回は見ようかと思いますが、あんまり志が高い作品では無い模様です・・・、まあ、<あの>クイーンズブレイドのHJの作品だからなぁ、こういう系統の作品なのは当然か。