感想:アニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」第3話:現代風密室はこう作る


 アニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」(全11話)感想。
(※以下、ネタバレにご注意ください)



すべてがFになる (講談社文庫)

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第3話 『第三章 赤い魔法』 (2015年10月22日(木)放送)

■あらすじ

 四季の部屋から出てきた車両には、四肢を切断された四季の死体が乗っていた。状況から見て明らかに殺人であり、犯人は今も四季の部屋にいるに違いない。研究所の所員たちは警察に連絡しようとするが、研究所のシステム「レッドマジック」の原因不明の異常により、外部とは電話もメールもつながらない状態となっていた。


 直後、研究所の所長・新藤が四季の妹・未来(みき)を連れて帰ってくる。所員は新藤に無線で警察を呼ぶように依頼するが、その後新藤がヘリに乗ったまま殺されているのが見つかる。

脚本:渡辺雄介


四季 春 (講談社文庫)

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四季 夏 (講談社文庫)

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■感想

 もう今時は「鍵のかかった密室」というのは手垢が付いている、という訳で、この事件では密室は「監視カメラの映像でドアから誰も出入りしなかったことが確定」という要素で作られています。見間違えたかもしれない「目撃者」では無く、過去15年分蓄積されたカメラ映像が『証人』という設定。良いじゃないですか。


 しかし全11話なのに、このテンポで完璧に謎解きできるのですかね。

TVアニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
http://www.f-noitamina.com/

四季 秋 (講談社文庫)

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四季 冬 (講談社文庫)

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