感想:アニメ「マクロスΔ(デルタ)」第20話「衝動 エクスペリメント」


TVアニメ「マクロスΔ」オリジナルサウンドトラック1

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放送 BS11

【※以下ネタバレ】

第20話 『Mission 20 衝動 エクスペリメント』

あらすじ

 ヴォルドールでのハヤテの暴走は、フレイアの歌でハヤテがヴァール化しかけたためではないかとの疑いが持たれ、改めてハヤテにフレイアの歌を聞かせる実験を行う事になった。しかしフレイアは責任を感じて歌を歌えなくなってしまい、実験も行なえないままとなる。結局ハヤテは状況がハッキリするまで任務から外される事になった。ハヤテとフレイアは互いに責任を感じ、それぞれ飛ぶ事と歌う事をやめると押し問答になるが、見かねたミラージュが自分が二人を守ると宣言する。

 美雲の様子を心配するレイナとマキナは、美雲が収容されている病院船をハッキングして侵入しようとするが、それにカナメも加わることになった。企みは実行途中で発覚するものの、カナメはなんとか美雲の前にたどり着く。

 ウィンダミアでは、キースがロイドの行動に不信感を抱き、密かに探りを入れ始めていた。


脚本:待田堂子/絵コンテ:ヤマトナオミチ/演出:ヤマトナオミチ/総作画監督:長田好弘、井上英紀、まじろ/作画監督:皆川一徳、酒井智史、福島勇、畑智司、高田和典、永川桃子、伊藤亜矢子、大橋幸子、横山沙弓、西川真人


感想

 評価はギリギリ○。

 待田堂子氏のシナリオだからか、それなりに見れる内容でした。各人にそれなりに動きがあったのでそこそこは楽しめましたが……、ただ、振り返ってみると、全体として話が全く進んでいない……、美雲は入院したままだし、ハヤテの暴走の原因が解ったわけでも無いし、ウィンダミアとの戦争に何か動きが有ったわけでも無いし、レディMの正体は謎のままだし、ハヤテの父親の件は相変わらず放置されたままだし、ロイドの陰謀は暴かれないままだし……

 次回ようやく美雲の正体がわかるかわからないか、という程度でしょ。もう20話なんですけど、この調子でオチまで行けるんですかね?(※「キャプテン・アースみたいな、なんじゃこりゃ的オチになりそうで怖い……)

 さて、ミラージュさんて、三角関係の頂点のひとつというよりハヤテとフレイアのお母さんみたいなポジションになっちゃいましたよ。なんてこったい。


一度だけの恋なら/ルンがピカッと光ったら
いけないボーダーライン
絶対零度θノヴァティック