感想:アニメ「マクロスΔ(デルタ)」第24話「絶命 ジャッジメント」

TVアニメ「マクロスΔ」オリジナルサウンドトラック1

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放送 BS11

【※以下ネタバレ】

第24話 『Mission 24 絶命 ジャッジメント

あらすじ

 ハヤテ・フレイア・ミラージュの三人は、ハインツの前に連行され裁判にかけられるが、それは形だけのものに過ぎず、三人には死刑が宣告される。一方、アラド・カナメ・マキナ・レイナたちの前に、イプシロン財団のベルガーが現われ、自分たちはウィンダミアから手を引くといい、またハヤテの父親の機体を整備しておいたので引き渡すという。ハヤテたちは処刑で崖から飛び降りるように強制されるが、そこにアラドたちと、無人のハヤテ・ミラージュ機が到着し、脱出に成功した。

 一方、美雲はロイドにシグル・バレンスの中に連れて行かれ、自分が「星の歌い手」だと告げられる。かつてプロトカルチャーの側には巫女的な存在「星の歌い手」がおり、ウィンダミアの風の歌い手はその末裔的なものだった。7年前、ウィンダミアの神殿からある物が奪われ、美雲はレディMによってその何かから生み出された「星の歌い手」であるという。

 ワルキューレはプロトカルチャーシステム破壊のため、美雲抜きで戦術ライブを開始し、またゲートを通ってチャックたちも援軍に到着した。しかし戦場に美雲の歌が響き渡り、またマキナは撃たれて重傷を負い、さらにフレイアも体調不良で倒れてしまう。アラドは仕方なく作戦を中止し撤退を命じた。フレイアにはウィンダミア人の老化の兆候が現われ始めていた。


脚本:根元歳三/絵コンテ:大脊戸聡、金子伸吾/演出:佐藤英一作画監督:永川桃子、丸藤広貴(サテライトPS部)


感想

 評価は△(もう×でも良いくらいですが……)


 まさかの展開に呆然……、冒頭からダラダラとハヤテたちの裁判を始めたりしてペースが遅いのが気になっていましたが、よもや最終決戦に突入せずに、撤退してまた一から仕切り直しとは……、もう9月末まで残りニ回しか無いんですけど?

 2クールアニメならば、20話を過ぎたら締めに向かって話を畳み始めるべきと考えていて、美雲がクローンであることを明かすのも遅すぎたと思っていたのに、この土壇場に来て「星の歌い手」とかさらなる上積み設定を持ち込んで来るとは……、話の構成がおかしすぎ! 今までものったり展開に苦言を呈してきましたが、残り2回で締められるとはとても思えない。


 「星の歌い手」とは? ロイドの目的は? レディMとは何者? ハヤテの父親は本当に爆弾投下の犯人なのか? 等々の宿題が山積みなのに、全く解決していない。もうこれは「真の結末は2017年春公開の劇場版で」というオチしか考えられませんな。



一度だけの恋なら/ルンがピカッと光ったら
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