感想:アニメ「マクロスΔ(デルタ)」第23話「残痕 レクイエム」


TVアニメ「マクロスΔ」オリジナルサウンドトラック1

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放送 BS11

【※以下ネタバレ】

第23話 『Mission 23 残痕 レクイエム』

あらすじ

 ハヤテたちはウィンダミアに到着したもののバラバラになってしまい、それぞれで首都のダーウェントを目指すことにした。しかし美雲はロイドに捕まり、そのまま連れ去られる。ロイドは何故か美雲の事を「星の歌い手」と呼んでいた。

 一方、ハヤテ・フレイア・ミラージュはキースたちに捕らえられ、次元兵器の爆心地に連行されてその惨状を見せ付けられる。さらに保存されていた次元兵器を投下したバルキリーの前に連れて行かれ、中にいたパイロットはハヤテの父ライトだったと教えられる。


脚本:根元歳三/絵コンテ:和田純一/演出:成田巧/総作画監督井上英紀、長田好弘、まじろ/作画監督伊藤亜矢子、大橋幸子、酒井智史、杉本里菜、高田和典、福士真由美、福島勇


感想

 評価は△。


 まあ、物語に必要なステップを地道にクリアしているのは解りますが、正直全く面白くなくて、なんでこんなにテンポが悪いのかとイラついてしまいました。ちょっと楽しみにしていた「正妻フレイア 対 愛人ミラージュ」という対決も全く盛り上がらないまま中途半端に終わってしまい、ここにいたってもなお明確な三角関係が成立してないし。

 美雲がマキナ&レイナと食事をするのを嫌がるシーンとか、雪を使ってのじゃれあいとかを見ていると、「今にやってようやく美雲のキャラ立て開始? 15回遅いよ」と愚痴りたくなりました。何故最終決戦に突入した後に、ようやく思い出したようにこんなことを始めるのか……、このアニメの全体の構成っておかしくない?


 ラストは、【ロイド】「ハハハ、《星の歌い手》美雲の歌声こそプロトカルチャーシステムを完全に動作させることが可能なのだ。ハインツ様はもう不要です、あと次元兵器を爆発させたのは実はオレなんで、てへっ」【キース】「なにぃ、貴様俺たちを騙していたのだな、許せん」→ケイオス・ウィンダミア連合がロイドと対決、美雲を救い出してロイドを倒しておしまい、という流れが見えたな。


一度だけの恋なら/ルンがピカッと光ったら
いけないボーダーライン
絶対零度θノヴァティック