【ウォーゲーム】感想:ゲーム雑誌「ゲームジャーナル No.17 特集:戦国最大の決戦関ヶ原」(2005年12月1日発売)

17 関ヶ原強襲 ゲームジャーナル 本誌のみ シミュレーションジャーナル社

http://www.amazon.co.jp/dp/B0BMQCNGTX
17 関ヶ原強襲 ゲームジャーナル
シミュレーションジャーナル社

【※以下ネタバレ】
 
 

公式サイト

www.gamejournal.net
 
 

付録ゲーム

http://www.gamejournal.net/item_list/gj_017/index.html
関ヶ原強襲


関ヶ原戦役のハイライト、当日の合戦を描いた合戦級ゲーム。合戦級ゲームとしては珍しく、エリア制を採用している。システムは「ストームオーバーアルンヘム」(AH)や「旅順港強襲」(弊誌10号収録作品)などに採用されたエリアシステムをベースにしているが、行動はチットシステムで決定する

 
 

本誌

●特集「戦国最大の決戦関ヶ原
 ・カラーページワイドグラビア
 ・ヒストリカルノート
 ・付録ゲーム リプレイ漫画(松田大秀
 ・リプレイ
 ・ユニット紹介
 ・デザイナーズノート
 ・小早川 吉川 島津の事情(金丸一郎)
 ・これが秀秋の生きる道(金丸一郎)

<コメント>
 関ヶ原特集。どちらかというと淡泊な内容でしたが、ヒストリカルノートはまあそれなりに押さえていたし、デザイナーが書いた「小早川は裏切ったというより元々東軍のつもりだったのでは」といった見解とかもあり、そこそこには読ませてくれました。



●[連載]愛の連続四コマ劇場「ぼしん」(原作:無責任隊長シラガー/画:あおいそら)

 最終話「おねえさま、ごめんなさい!の巻」。京の都は合わないと悟ったぼしんは、長子&島子お姉さまたちに別れの手紙を残し、田舎へ帰ることに……?

<コメント>
 第四話目にして感動(?)の最終回! おおう、面白かったのに。



●[連載]封印された第一次大戦別宮暖朗

 第13回「ドナウ川渡河作戦 セルビア決死の逃避行」。

<コメント>
 戦史は全く興味なしでしたが、ドイツの将軍マッケンゼンのプロフィール紹介は良かった。東部戦線で連戦連勝だったとか、戦後ヒトラーに力を貸したとか、1941年に亡命していたウィルヘルム二世が亡くなったとき葬式に参列したとか、面白いエピソードてんこ盛りでした。



●次号の予告

 次号No.18(2006年3月1日発売予定)… 特集「中国四千年の戦い」。付録ゲーム「項羽と劉邦&春秋戦国」。


総合感想

 評価:△(なんとか)。全然駄目では無かったものの、夢中になって読み込むというほどでもなく、どちらかというと物足りない号でした。
 
 

他の号の内容・感想はこちらからどうぞ

perry-r.hatenablog.com