TVアニメ『THE ビッグオー』official website https://www.the-big-o.net/
放送 AT-X
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【※以下ネタバレ】
第3話「Act:03 Electric City」
あらすじ
ケイシー・ジェンキンズと名乗る女性の依頼を断れず、“エレクトリックシティ”と呼ばれる街にある、閉鎖されているパラダイムグループ企業の水力発電所再開交渉を依頼されたロジャー・スミス。ところが訪れた発電所は、閉鎖されているにも関わらず一部に電気が通っている。誰かがいるのか?しかも住民たちは、発電所を再開すれば「神が怒りの雷を落とす」等と言って彼の話を聞こうともしない。そんな中、住民たちと距離をおき、森で一人暮らしをする老人と出会うが、彼の山荘の地下室に発電施設と繋がる地下通路とガラスが割れた実験用と思われる水槽を発見する。この老人はここで何を……。
その時、何者かが発電所の封印されていたタービンを稼働させ、電気を通じさせてしまう。それは、湖のあるものを目覚めさせる事となる…。
ある朝、ロジャーはドロシーのけたたましいピアノ演奏でたたき起こされるが、直後美女の依頼人が訪れたため、すぐに機嫌を直す。美女はパラダイムシティを牛耳る巨大企業パラダイム・グループから来たケイシー・ジェンキンズで、シティの電力不足を解消するため、停止中の水力発電所を再稼働を計画していた。そしてロジャーに発電所再稼働に反対する近隣住民の説得を依頼してくる。
ロジャーは発電所近くの町・通称エレクトリック・シティに赴き住民と話すが、彼らは「発電所を再稼働すれば神が怒って雷を落とす」と語り、ロジャーは呆れかえる。そのあと発電所近くで一人で暮らす老人と出会うが、老人は何も語ろうとはしない。ロジャーは老人の家の地下に生物学の実験室の残骸が隠されているのを見つける。
直後、何者かが水力発電所を再稼働させたため、ロジャーはすぐに発電所に向かいケイシーと再会する。ケイシーは自分の名前は「エンジェル」だと言い、ロジャーを利用していたことを隠さない。ところがそのあとダム湖から巨大なヘビか魚の様な怪物が現れ、ロジャーはこれが住民たちの恐れていた「神」だと理解し、老人が研究していたものが逃げ出したのだと察する。
怪物は発電所から電力を吸い取った後、それを放射し始めた。エンジェルは自分の仕事は終わったとさっさと車で逃げだすが、怪物の放電で車が停止してしまう。ロジャーはビッグオーに乗り込み怪物との戦闘を開始するが怪物の力は想像以上で大苦戦する。しかし老人が発電所に乗り込み、発電機を止めたことで怪物は力を失い、ビッグオーは光線兵器「クロム・バスター」で怪物を吹き飛ばした。怪物が最期に放った電気で周囲の街が一時的に蘇り、壮麗なビル群が光り輝いていた。
ロジャーは過去のメモリーを思い出していた老人(スヴェン・マウリスキ)のために発電所の設備を破壊し、二度と利用できないようにした。怪物の残骸の一部はパラダイム社が回収したらしかった。
感想
あいかわらず謎めいた、というかイマイチ解らない話で「怪物が電気で目覚めた」のに、オチでロジャーが「パラダイム社は電気を作り出す人工生物を求めていた」みたいなことを語っていて、電気を食うのか作るのかとっちなんだよ、と言いたい(笑)
でもまあ、ドロシーが無表情のままピアノを弾きまくってロジャーを閉口させる展開とか、怪物が登場するときのBGMが東宝怪獣映画そのものだったとか良かったので、まあ良しとします。
おまけ
オープニング曲が!? ウルトラセブンのオープニング的な映像を背景に「ビッグオー」を連呼する曲「BIG-O!」をワクワクしながら待っていたら、全然知らない「Big-O! Show Must Go On」に差し替えられていて驚愕&ガッカリ!!
↓
「BIG-O!」
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