【ドラマ】感想:NHK番組「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ シーズン3」第12夜「ユメカゲロウ」(2025年7月31日(木)放送)

藤子・F・不二雄SF短編ドラマ

藤子・F・不二雄SF短編ドラマ シーズン3 NHK https://www.nhk.jp/p/ts/X4L3NKJ46N/
放送 NHK BS。

www.nhk.jp
【※以下ネタバレ】
 

国民的漫画「ドラえもん」の生みの親 藤子・F・不二雄が描いた刺激的でシュールなSF短編漫画を実写化!

 

第12夜「ユメカゲロウ」(2025年7月31日(木)放送)

 

あらすじ

藤子・F・不二雄SF短編ドラマ シーズン3 ユメカゲロウ
[BS] 2025年07月31日 午後9:45 ~ 午後10:00 (15分)


ドラえもん作者藤子・F・不二雄の傑作SF短編をドラマ化!毎週木曜夜9時45分BSで放送。最終回「ユメカゲロウ」山時聡真、幸澤沙良、向井理 次は総合「夜ドラ」で!


都会から田舎に引っ越してきた少女(幸澤沙良)は昆虫好きの少年・精一(山時聡真)に誘われ、深夜まで山林でセミの羽化の観察に熱中していた。突然暗闇の中でフラッシュが光り、浅野(向井理)が現れる。精一が深山田喜左衛門(伊武雅刀)の孫だと知ると、「ユメカゲロウの幻を追って浅野の孫が帰ってきたと伝えてくれ」と言う。幻の昆虫、ユメカゲロウは実在するのか?!3人の男女のひと夏の幻想的な体験の物語。


【出演】山時聡真,幸澤沙良,黒田大輔久保田磨希伊武雅刀向井理

 
 夜。深山田精一少年と友人の少女がセミの羽化を観察していると、暗闇でフラッシュを焚いている青年と出会う。精一が青年に祖父の山に不法侵入していると言うと、相手は「ユメカゲロウの幻を追って浅野の孫が帰ってきたと伝えてくれ」と意味不明の事を言い立ち去った。

 少女は帰宅後、父親に「ユメカゲロウ」について聞くと、伝説の中に出てくる空想上の虫だと教えられる。また精一は祖父に浅野と出会った話をすると、祖父は苦い顔をする。

 翌日。少女が虫取りのため山に入ると、浅野と再会した。少女はユメカゲロウに興味津々で、浅野も気を良くして過去を語る。

 その昔、精一の祖父が村長をしていたころ、浅野の祖父は伝説上のユメカゲロウを捕まえた。村長はそれを大々的に宣伝し学者たちを呼び寄せるが、いざ標本を披露しようとすると、跡形もなくなっていた。浅野の祖父は嘘つき呼ばわりされ村にいられなくなり、そのまま亡くなった。浅野は祖父の名誉のためユメカゲロウの実在を証明しようとしていた。

 精一は浅野と再会すると、自分はこの辺りの虫を知り尽くしているがユメカゲロウなど見たこともないと食って掛かる。しかし浅野は、仮説として、ユメカゲロウは光を避ける性質がある、死ぬと酵素で体が分解される、等の要素のため今まで見つかっていないのではという。さらに夜中に写真を撮りまくった結果、未知の虫の羽根の撮影に成功していた。精一はそれを見てユメカゲロウの存在を信じる。

 しかし精一の祖父は孫がユメカゲロウに夢中になっているのに怒り、明日には山に開発が入り住宅地になると言う。焦った精一は、浅野のため、山で火を起こし昆虫たちを追い立てることでユメカゲロウを発見しようとするが、火はたちまち燃え広がり大火事になってしまった。

 精一、少女、浅野は炎に取り囲まれたが、少女が突然一人で歩きだし、川辺にたどり着く。少女は心の中に誰かが呼びかけてきたという。浅野はそれはユメカゲロウの力だと興奮する。そして三人の前でユメカゲロウの大群が飛び立っていくのだった。


感想

 評価は○。

 ブラック要素無しの良い話でした。シーズン3の最終回として良い選択でしたね。
 
 

この番組について
NHK公式】「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ シーズン3」
“僕にとっての「SF」はサイエンス・フィクションではなく「少し不思議な物語」のSとFなのです。”(藤子・F・不二雄


世界中の子供のハートをつかむ「ドラえもん」の作者、藤子・F・不二雄は、「パーマン」「キテレツ大百科」「エスパー魔美」など児童漫画の名作の数々を送り出す一方、文明社会への皮肉や警告ともとれる、大人をドキッとさせる刺激的な「SF短編漫画」をライフワークとし、110を超える名作を残しました。


2023年4月から始まった「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」シリーズでは、SF短編漫画の中から「おれ、夕子」「メフィスト惨歌」「定年退食」(以上シーズン1)、「鉄人をひろったよ」「マイシェルター」「旅人還る」(以上シーズン2)など合計18作を20回(2作は前編後編あり)にわたって実写ドラマとして放送。豪華な出演陣による大熱演、そして最新鋭のVFXを使い、藤子・F・不二雄作品の世界観を大切に作り上げたSFドラマが好評を博しました。


シーズン3は全11作品(1作は前編後編のため放送は12回)を放送します。
恋人ふたりとヤクザ組長の身体がめまぐるしく入れ替わる「換身」
突如現れた未来の“自分”からの要求とは?「タイムマシンを作ろう」
ある山での体験を機に“俺”が増殖する「俺と俺と俺」
奇跡を起こす能力を身に着けたと信じる男の物語「ミラクルマン
飛行機事故を生き延びた男女が見た戦慄の世界とは?「みどりの守り神(前後編)」
キュートな宇宙生物と少年との心温まる交流を描く「宇宙(そら)からのオトシダマ」
大きな岩を売り歩くセールスマンが思いついた妙案とは?「オヤジ・ロック」
宇宙からやってきた不思議な能力を持つ隣人の物語「異人アンドロ氏」
少年が組み立てたロボットが感情を持つようになる「マイロボット」
夫婦関係に悩む男が人生のやり直しへと誘われる「分岐点」
伝説の昆虫を追う少年少女のひと夏の幻想体験「ユメカゲロウ」


いずれも笑いの中に、未来を予見していたかのような、ドキリとさせる藤子・F・不二雄ならではのメッセージが込められています。


コメディー、ジュブナイル、冒険、ミステリー、ホラーなど、多様な魅力がギュッと凝縮した「1話15分完結」。疲れて帰宅した夜に、あるいは、ちょっと隙間時間を見つけたら、ぜひ「少し(S)不思議(F)」なドラマをお楽しみください。


NHK BS 今後の予定】
2025年6月26日から 毎週木曜 夜9:45~10:00<6回>
6月26日(木)「宇宙からのオトシダマ」/7月3日(木)「オヤジ・ロック」/7月10日(木)「異人アンドロ氏」/7月17日(木)「マイロボット」/7月24日(木)「分岐点」/7月31日(木)「ユメカゲロウ」


総合6月9日(月)「換身」(脚本・演出 倉本美津留)
尾上松也 のん/亮太 押田 尾関高文佐野史郎六平直政


総合6月10日(火)「タイムマシンを作ろう」(脚本 本多アシタ 演出 安村栄美)
市村優汰/蒼井旬 山田真歩佐戸井けん太市村正親


総合6月11日(水)「俺と俺と俺」(脚本・演出 家次勲)
矢本悠馬/尾倉ケント/山崎紘菜


総合6月12日(木)「ミラクルマン」(脚本・演出 村井敦)
前野朋哉柄本時生 玉城ティナ大久保佳代子 新納慎也大澤幹朗(声) ジェレミー・フォルツ スノーM/ミッキー・カーチス


総合 8月25日(月)「みどりの守り神 前編」・26日(火)「後編」 (脚本・演出・VFX キムラケイサク)
宮沢氷魚 藤﨑ゆみあ/岡崎克哉 大浦理美恵/仲村トオル


総合 8月27日(水)/BS 6月26日(木)「宇宙(そら)からのオトシダマ」 (脚本 遠竹ミファ 演出 遠竹真寛)
黒川想矢 豊嶋花/釘宮理恵(声) 田中要次冨手麻妙 佐々木史帆 安藤なつ 青木さやか/ 細井学 大島蓉子野村周平


総合 8月28日(木)/BS 7月3日(木) 「オヤジ・ロック」 (脚本・演出 本多アシタ)
えなりかずき/蓮見翔/深川麻衣伊藤修子 竹澤咲子 もりももこ 酒井貴士 児玉頼信 藤咲舞 藤田匠 西出結 馬場應吏 ウラシマ


総合 9月1日(月)/BS 7月10日(木)「異人アンドロ氏」 (脚本・演出 宇野丈良)
中村倫也中尾明慶平野綾 飯尾和樹/佳久創 中山求一郎/斉藤暁 木村祐一ディーン・フジオカ


総合 9月2日(火)/BS 7月17日(木)「マイロボット」 (脚本 本多アシタ 演出 浅井一仁)
西利原菜乃華/石塚陸翔 山口森広 遠藤久美子井上里奈(声)/中島歩


総合 9月3日(水)/BS 7月24日(木)「分岐点」 (脚本・演出 本多アシタ)
大谷亮平/美村里江 橋本マナミ/永瀬矢紘 泉谷星奈/前田登 新井義幸 藤井アキト/小手伸也


総合 9月4日(木)/BS 7月31日(木)「ユメカゲロウ」 (脚本・演出 宇野丈良)
山時聡真 幸澤沙良/黒田大輔 久保田磨希伊武雅刀向井理