週刊少年サンデーで連載している「絶対可憐チルドレン」(椎名高志)が今週から「中学生編」に入りました。で、これで思うことが色々有るわけですよ。
・過去
「この連載も相当長く続いているなぁ」とちょっと疲れの様な物を感じました。「犬夜叉」の様に登場キャラが全く年をとらなければ、何十年連載していようが、新聞の4コマ漫画と一緒で”日常の風景”と化してしまい、年月の経過を感じることは無いのですが、今回の様にキャラが成長してしまうと、一気に「あぁぁ、オレは何年この漫画を読んでいるんだ・・・」みたいな感慨というか疲れと言うかを感じてしまいました。
・未来
「ああ、チルドレンたちがちょっと成長してしまった。という事は、この連載は薫達が『クイーン』とやらの年齢になるまで延々と続ける気ということなのだろうなぁ、そこにたどり着くまであと何年かかるんだろう・・・」という未来への疲れも・・・
漫画がメチャメチャ面白ければ「そこまで連載が続くのか、やった!」と喜べるのですが、漫画版は面白さが実に微妙だから・・・
・色気
三人組が中学生になって等身が伸び、新しい制服も出来たことで、いよいよ色気が出てきてもいいのですが・・・、悲しいかな、椎名漫画は美人は出てきても「潤い」という物が驚くほどに無いので、今後も「美人三人組がメインキャラ」という設定とは裏腹に、あまり色っぽい展開は無いよね、と悲しい気分になりました。
椎名氏が「ネギま!」の作者並に読者に媚びるテクニックを持っていたら良かったのに。
★蛇足
ああ、なんかここまでだと「チルドレン」が嫌いで仕方ないみたいに読めてしまいますので、ちょっと補足。漫画版もそれなりには楽しく読んでます。アニメが狂喜するくらい面白いのでそれに比べて漫画版はちょっと弱いな、と感じますけど、嫌いじゃないです、うん。