感想:漫画誌「ヤングキングアワーズ2010年5月号」


 発売日:2010年3月30日

ヤングキングアワーズ 公式サイト
http://www.shonengahosha.jp/ours/index.php

 おっと、今月は新顔が二人も登場して、しかもどちらも意外なメンツなのでビックリ。

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>[蒼き鋼のアルペジオ] Ark Performance

 SF潜水艦漫画。『船の分身的なキャラは何故女の子ばっかりなの?』→『人間だって船は女性扱いしているじゃない、それと一緒よ。』 なるほど、確かに筋は通っているような気がします。そしてやはり潜水戦艦ヤマト(ト書き:笑い)が霧の艦隊の旗艦なのでした。「サブマリン707」あたりに熱狂した人間にはもうたまらん漫画です。


>[スペースシェフシーザー] Boichi

 アワーズ初登場。ずーっと昔、コミックガムで連載していたSF料理マンガがYKアワーズに読みきりで登場。コミックを改題して少年画報社で復刻するから、みたいです。少年画報社はこの漫画とかクロノクルセイドとか他社のコンテンツにやたらと頼ってますな。復刻専門のブランド化してきてますよ、大丈夫ですかね?


>[ブレイドブレイカー] 鈴木恭太郎

 アワーズ初登場+新連載。主人公は人の殺気が読める特殊能力の持ち主。その主人公に見知らぬ少女が「主になってくれ」と言ってきて・・・

 ・・・、えーっと、この絵、どこからどう見ても先月までエッチ漫画誌コミック阿吽」に『鈴木狂太郎』名義で描いていた人の絵です。このペンネームからして間違い無いと思う。少女がツルペタだし。

 で、少女が日本刀の化身的な存在で、主人公とコンビを組んで、人間を狂わせる邪悪な刀と戦う、的な伝奇漫画というかそういう内容の様です。まあ、この人はここ一年くらい絵が変わってしまって、もうエッチ漫画には興味が持てなくなっていたので、一般誌への進出は歓迎するところですね。それにしても、初登場でいきなり連載とは、扱いが破格です。そんな大物だったとは思わなかった。


>[超人ロック ニルヴァーナ] 聖悠紀

 汎銀河戦争が始まってしまいました・・・、先月から半歩くらいしか進んでないのですけど・・・

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 鈴木恭太郎登場にビックリ、に尽きますかね。