雑談:オタク系少年漫画誌「さくらハーツ Vol.2」が意外とまともでした

■「さくらハーツ」公式サイト
http://www.nihonbungeisha.co.jp/sh/

 漫画ゴラクの増刊であるとか、エロ漫画家がやたら描いているとか、不安が一杯の出だしだった雑誌ですが、Vol.2(2月9日発売)を読む限り、それほど悪くも無いんではないかと思えてきました。同じエロ漫画家活用オタ系雑誌でも「電撃大王」とか「ドラゴンエイジ」とかあの辺りとは全く勝負にはなりませんが、できる範囲でそこそこ健闘しているのではないかと思います。

 一応エース格だと思う「松本ドリル研究所」氏は、今回は普通にロボット漫画していましたし(心底巨大ロボが好きだな)、「唐辛子ひでゆ」氏の羽子板漫画(!)も意外と面白そうだし。

 しかし全体に地味な事は否めず、漫画オタが積極的にこの雑誌を手に取るかといわれると、はっきりいって厳しい。よほどの物好きでなかったら、この雑誌より同日発売のドラゴンエイジに手を伸ばしますよ。ということで、今年12月に一周年を迎えられるかどうか厳しいとは思いますが、ぼんやり見守ってあげたいと思います。


★おまけ

 「らっこ」氏が「超大型作家」というのも言いすぎでは・・・、まあ今回の描き手の中では大物だとは思いますが・・・