感想:DVD「燃えろ!新日本プロレス」『Vol.14 THE 最強外国人、スーパーヘビー級大戦争!』


 多分4月上旬発売。

 プロレスを見始めたのは1985年末くらいからなので、殆ど未チェック。猪木対テーズとか猪木対ロビンソンとか猪木対ドリーとか猪木対ブロディとかは昔たっぷり見たけど、この辺りは微妙に見逃しています。

■DVDでよみがえる闘いのワンダーランド『燃えろ!新日本プロレス』至高の名勝負コレクション|集英社
http://weekly.shueisha.co.jp/moero/main.html


(1)1983年5月27日、高松市民文化センター
第1回IWGPリーグ戦
ハルク・ホーガンvsアンドレ・ザ・ジャイアント
(両者リングアウト)


 両方ともうつぶせになって互いに延々首の締めあい。何もしないまま両リン…、おいおい。1987年春のレッスルマニア3(アンドレの体調がもうアレで試合中に歩いた歩数が数えられるだろうというあの一戦)よりイマイチなのでは。



(2)1980年12月10日、大阪府立体育会館
第1回MSGタッグ・リーグ 優勝決定戦
アントニオ猪木&ボブ・バックランドvsスタン・ハンセン&ハルク・ホーガン
(〇猪木 逆さ押さえ込み ホーガン×)


 やっぱボブは新日にというか日本のマットに合ってないです。浮いてる。

 中盤、ハンセンが予告もなしにいきなり猪木にラリアットをぶち込んだので、以後猪木がもうヘロヘロで、最後に逆さ押さえ込みでなんとかホーガンを押さえたものの、直後の勝利者インタビューでは「猪木さん! おめでとうございます」「え゛っ? ああ、ああ?」とか完璧にろれつが回ってません…



(3)1985年12月6日、両国国技館
IWGPタッグ・リーグ戦
ディック・マードック&マスクド・スーパースターvsブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカ
(〇ブロディ組 リングアウト マードック組×)


 何故かマードックを一生懸命応援する観客(笑い)。そしてプロディは人気が無いのだった…、マードックが大張り切りで、ブロディにドロップキックをかましたりと元気の一言。意外にスーパースターが弱い…


(4)1990年2月10日、東京ドーム
IWGPヘビー戦
王者ビッグバン・ベイダーvs挑戦者スタン・ハンセン
(両者リングアウト)


 懐かしい。序盤ハンセンが肘でベイダーの顔を左右からマジ殴り。ベイダーも負けずに肘でマジ殴り。お互い普段こんなデカい相手と試合をしないので、途中からもう相当疲れきってますが、それでもガンガン殴りあった怪獣対決でした。

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 昔のレスラーは相手の手首を取ってひねりあげるとか、転がしておいて足首を攻めるとか、いろいろ攻めが懐かしいね。もう今はコブラツイストどころかボディスラムもブレンバスターも逆エビ固めも見なくなったよなぁ。一概に昔が良い/最近はダメとは言わないけど、技がどんどん忘れられてないかねぇ…