【時事】感想:NHK番組「クローズアップ現代」『闘魂よ、いつまでも アントニオ猪木』(2022年10月5日(水)放送)

週刊プロレス 2022年 10/19 号

クローズアップ現代 NHK https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/
放送 NHK総合

www.nhk.jp
【※以下ネタバレ】
 

クローズアップ現代
”心に刺さるジャーナリズム”

 

『闘魂よ、いつまでも アントニオ猪木』(2022年10月5日(水)放送)

 

内容

クローズアップ現代「闘魂よ、いつまでも アントニオ猪木
[総合] 2022年10月05日 午後7:30 ~ 午後7:57 (27分)


燃える闘魂―。“伝説”がこの世を去った。アントニオ猪木さん。難病と闘う猪木さんに密着取材した映像、数々の名勝負、ゆかりの人たちの証言で激動の人生を読み解く。


先日、79歳で亡くなった元プロレスラーのアントニオ猪木さん。日本のプロレス界をけん引し、強烈なカリスマ性で多くの人を魅了してきた。ボクシングのモハメド・アリとの異種格闘技戦、政界進出、度重なる北朝鮮への訪問など数々の伝説を残した。晩年、難病と闘う猪木さんに密着取材した「映像」、数々の「名勝負」、ゆかりの人たちの「証言」で激動の人生を読み解く。生涯をかけ、猪木さんが闘い続けた“相手”とは―。


出演者ほか
【出演】写真家…原悦生,【キャスター】桑子真帆

 
 10/1(土)に亡くなったアントニオ猪木の追悼番組。


藤波辰爾インタビュー
・8月頃にサインをもらった。手が震えていた。
・試合では、観客に痛みも含めて感情を見せるように言われた


1976年6月26日 猪木対タイガー・ジェット・シン。猪木が反則三昧のシンに怒り、腕をへし折って勝利


猪木はプロレスファンの熱狂的な支持を集めた。しかしプロレスは世間からはボクシングのようには扱ってもらえないことに不満を抱いていた。


1976年6月26日 ボクシング世界王者のモハメド・アリとの「格闘技世界一決定戦」を敢行。しかし試合はかみ合わず「凡戦」と酷評され、さらにアリのギャラを払うため億単位の借金を背負うことに。


さらに40歳を超えると、肉体の衰え、所属レスラーの脱退、弟子たちからの世代交代の突き上げ、などに直面。愛弟子の藤波も反旗を翻した。


1988年8月8日 45歳の猪木は10歳年下の藤波と対決。60分戦い抜いて引き分け。


スタジオ。猪木の写真を撮り続けて来た写真家の原悦生とのトーク


2022年8月。桑子真帆キャスターは、音楽番組「ライブ・エール」の企画で内村光良と共に猪木にインタビューしていた。


1998年、猪木は55歳で引退したあと、政治家としてスポーツによる外交を推進。国交のない北朝鮮を何度も訪問。国会で懲罰動議を受けるものの訪朝を続けて要人と面会した。


また地球のごみ問題にも着目。大学で水プラズマによるゴミ処理の研究者に閃絡を取り、ボランティアで協力。


やがて難病「心アミロイドーシス」に襲われる。しかし闘病で弱っているところもあえてファンに見せ続けた。


スタジオ。原悦生とのトーク。猪木から15年以上前に最期の写真を撮るように頼まれていた。亡くなる2ヵ月前にベッドで横たわっている写真を「最期の写真」だと思っている。


藤波インタビュー。亡くなる前に直筆の誌を渡されていた。


感想

 クロアブ現代での猪木追悼番組。見ていると「ああ、本当に亡くなってしまったんだなぁ」との思いがひしひしと…… (T△T)