【新日本プロレス】感想:NHK番組「クローズアップ現代+」『プロレス人気復活! “過去最高”の秘密』

新日本プロレスV字回復の秘密

NHK クローズアップ現代+ http://www.nhk.or.jp/gendai/
放送 NHK総合

【※以下ネタバレ】
 

プロレス人気復活! “過去最高”の秘密 (2018年7月19日(木)放送)

 

内容

プロレス人気復活! “過去最高”の秘密 - NHK クローズアップ現代+
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4161/index.html


いま、プロレスの世界が様変わり。会場は“プ女子”と呼ばれる女性やファミリーでいっぱい。かつてリングを盛り上げた「遺恨」「流血」は減り、個性溢れるレスラーが熱い戦いを繰り広げる。ブームの仕掛け人は、6年前に経営に参画したカードゲーム会社の元社長。レスラーは、女性誌や文芸誌に登場して人生とプロレスを語り、共感を広げていった。数年前まで「どん底」と言われるほど低迷していたプロレス。復活の秘密に迫る。


出演者
棚橋弘至さん (プロレスラー)
倉持明日香さん (元AKB48/タレント/女優)
プチ鹿島さん (お笑い芸人/コラムニスト)
武田真一・田中泉 (キャスター)

 
 近年プロレスが様変わりしている。新日本プロレスには、会場には「プ女子」と呼ばれる女性ファンが集まり、また売り上げは7年間で3倍になった。また元タカラトミーの社長だった外国人のメイ氏が新社長になり海外進出を目指している。

 かつてはプロレスファンは男性ばかりで、試合は遺恨や因縁の対決といった殺伐としたものがウリだった。しかし今では女性ファンが会場に来るようになっている。試合は流血とかの怖い物では無くなり、レスラー目当てに来る女性ファンも多い。

 しかし10年ほど前は新日本は人気が低迷し、客席はガラガラ。さらにレスラーの離脱などのゴタゴタで暗黒時代に突入していた。そんな中で、当時の若手・棚橋弘至が頑張ったことで、少しずつ客足が戻ってきた。

 さらにブームを仕掛けたのが6年前に新日の親会社となったブシロード。山手線の車体への全面広告をはじめ、女性誌や文芸誌にレスラーを露出させて知名度をレスラーの知名度をアップさせた。新日の木谷オーナーは「不安な時代だからヒーローが求められている。プロレスラーが持っている表現力が時代に求められているのでは」と語る。

 棚橋は「お客様がレスラーを応援して、レスラーからお客さんが元気をもらって。エネルギーの交換。プロレス会場をパワースポット」

 「プロレスは非日常の世界。ただし、昔は周りにいないような人たちが試合をしていたが、今は棚橋の様な自分たちの代表の様な人が戦っているので共感できる。またイベントとして外れが無いという事が世間に伝わり始めた」

 新日本は海外進出を目指している。その手段の一つが動画配信。海外視聴者は10万人のうちの4割。7月にはサンフランシスコで興行を行い6000人を集めた。


 プロレス人気の復活する中で、全国にはローカル団体が30以上も存在する。普段はサラリーマンやアルバイトをしている人がリングに上がっている。


感想

 「プロレスの復活」という名目の、実際は新日本プロレスの宣伝番組でした(笑) 選手名とかブシロードとか新日本ワールド(動画サイト名)とかGIとかロスインゴとか、固有名詞をバンバン出しているんですもん(笑)

 まあビジネス系の本とかサイトとかで新日本の急回復の秘密とかいうのを扱っているのをちょいちょい見るので、NHKがやるのを見てもまあ違和感はないのですが、NHKってこんなに固有名詞出していいんだ、と、隔世の感がありました(笑)

 あとナレーションが古谷徹氏でした。へー、この番組でいつもやっているのかな。
 
 
棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか 文庫版