感想:アニメ「輪廻のラグランジェ(第1期)」第12話(最終回)「またいつの日か、鴨川で」


 アニメ「輪廻のラグランジェ(第1期)」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

輪廻のラグランジェ|公式サイト
http://lag-rin.com/

 CS放送・日テレプラスでの視聴です。

第12話(最終回) またいつの日か、鴨川で


■あらすじ

 鴨川上空にはランの兄「ディセルマイン」が率いる「レ・ガリテ」の宇宙船団が停泊し、地球人と交渉していた。ランは兄たちと共に母国に帰還することになり、お別れパーティーが開かれる。

 二週間前。ファロスとキッスの戦いの最中、ウォクス三体の放つ奇妙な光によって周囲には花が降り注ぎ、キッスのオービットは次々と戦闘不能に陥っていった。まどかは突然浜辺で見知らぬ少女(=ユリカノ)と会話をするビジョンを見る。やがて現われたレ・ガリテ艦隊によってキッスは駆逐され、ムギナミは破損したヴィラジュリオのオービットを庇って一緒にどこかに消えた。ウォクス・アウラは突然動きを止めてしまった。

 ランはムギナミを探す事を約束して地球から去った。やがて秋になり、ムギナミから手紙が届き、ランと再会した事が記されていた。イゾ・キリウス・アレイはまどかの叔父の店で働く事になった。ウォクス・アウラは機能を止めたままだった。アステリアはようこに自分がウォクスと関係有る人物である事を匂わす。中途半端に第一期シリーズ終了。


■感想

 ものすごーい消化不良のまま第一期終わり。まどかがウォクスを動かせたわけは? 輪廻って? 宇宙人たちの敵対関係とか全く解らないんですけど? ユリカノさんって結局何なのさ? イゾたちって何しに来たの? アステリアって何者? ランたちってウォクスを取りに来たのに、なんでウォクス・アウラを置いて行ったの?

 もう謎だらけ。第二期ですっきり説明してくれるのかどうか知りませんが、第一期を見る限り構成が上手いとはとても言えないと思いますね。歴史年表(http://lag-rin.com/chronology.html)とか、用語(http://lag-rin.com/glossary.html)とかで予習していないと話についていけないってのもどうかと思うんですが…

 そんなに嫌いではないのですが、ストーリーについては「ひとりよがり」と言い切っていいような気がするな。

 第二シリーズは7月スタート、BS日テレは8月から放送予定とのこと。