感想:アニメ「彼女がフラグをおられたら」第2話「この寮に姉たちがいる。だが、今はまだ言えない。明日まで待ってくれ」


 アニメ「彼女がフラグをおられたら」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■「彼女がフラグをおられたら」TVアニメ公式サイト
http://www.gaworare-anime.com/

 BS11での視聴です。

第2話 この寮に姉たちがいる。だが、今はまだ言えない。明日まで待ってくれ


■あらすじ

 颯太は幼なじみで一つ年上の「召喚寺菊乃」(声:阿澄佳奈)がクラスメートだった事を知る(留学していたため一つ年上で同学年)。菊乃は颯太がボロ寮に住んでいることを嘆き、ルックスはロリなのに生徒たちの長老的存在である「龍騎士原月麦」(声:豊崎愛生)に直訴し、最終的に生徒会長「聖帝小路美森」(声:田村ゆかり)が動いて、寮は綺麗に建て替えられた。ところがその段階になって美森が突然寮は住人が最低5人いなければ認められないと言い出す。結局颯太以外に、菜波・茜・菊乃、そして見た目がまるで女子の「盗賊山恵」(声:花澤香菜)が寮に住む事になった。夜、颯太はある手紙を見つけ、事故で沈んだ豪華客船のことを思い出す。その船で颯太はある少女とチェスをして負け、その代償としてフラグを見る能力を与えられ、さらに世界の真理を見つけることを命じられていた。


■感想

 ちょっと欝っぽかった前回に比べるとライトな仕上がりで、感触はまあまあ。しかし何なのこの女性声優の豪華さは? 第1話で登場した木戸衣吹茅野愛衣で主役ヒロイン枠はもう満杯気味でしたのに、さらに今回「”あずみん阿澄佳奈」&「豊崎愛生」&「田村ゆかり」&「花澤香菜」の主役級を一まとめに投入してきたんですけど。しかも、あろうことか、その後にはまだ「日笠陽子」「丹下桜」「悠木碧」「種田梨沙」その他がネクストサークルで素振りをしている最中です……、声優用の予算パネェ!ということになっているに違いない。


 と、このままならハーレムアニメっぽいのですが、「忘れられた姉の存在」だの「世界の真理」だの、欝展開にもって行きそうな要素が見え隠れしており、まだまだ油断は出来そうにありません。9話目くらいまで適度にハーレムで明るく進めるものの、10話でいきなりドカンと薄暗い展開にもっていかれやしないかと疑いが拭いきれない……