発売日:2014年6月16日(3,6,9,12月の17日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)
---------------------------------------
花のズボラ飯 久住昌之+水沢悦子
今回はサバカンでご飯を食ったら美味かったみたいな。この漫画はおなかが空いている時間帯に読むと危険です。
それでも世界を崩すなら 陸野二二夫
今回は主人公がわざとカッコつけて「スマホを使うなんてね。未だにガラケーを使う私カッコイイ」とか気取っているのを悪魔が正論でスマホを使うように仕向ける話と、スマホを父親にねだる話。
前回いきなり登場した人なのですが、相変わらず面白い。「父親とは色々有って……」とか深刻そうに言うのに、実態は単に思春期の娘が父親をうざがっているだけとか、悪魔の方が筋が通ったことばかり言うとか。
空想少女 さと
二本立て。
1「漫画を一気読みするとその漫画に影響されてしまう」という世界で、少女漫画キャラになってしまった主人公と、少年漫画のエロコメディを読んでラッキースケベシーンばかり連発する友人のドタバタ。オチもバカ。
2「自分に宣伝用のPOPを貼り付けて自分アピールが当たり前の世界」で、地味主人公が友人にPOPになんと書いたらいいか聞くのですが……
ショート読みきり。ある個室で二人の男が向き合っている。片方が「何故ここに来る事に?」と訪ねると、もう一人がぽつぽつと過去を語りだす……
いやー、もうラストがね。たまりませんわ。これはネタバラシするのが惜しい。
HELP 内水融
主人公(女子)はクラスの中心的生徒に執拗にいじめられている。しかし、ある日超美人で物凄い人気者の生徒が現れ、主人公をかばって、以後友達づきあいをする事に。主人公はこんな凄い人につりあうような自分では無いと引け目を感じるのだが……
ダーク連載「コールド・ケース」を連載していた人が引き続き新連載スタート。サイコサスペンスとか書いてある……、なんか月刊フレンドとかで連載していそうなノリである……
蜜山さんち つむらゆき
新人。二本立て。三頭身くらいのキャラで新婚の旦那さんと奥さんが家の中であれこれするコメディ系の漫画。わりと面白い。
見えない花 雪狸
百合漫画。主人公が友達(女の子)から告白されて、なんとなくOKする。主人公は人の気持ちを花のイメージで見る力があり……
最後はガチ百合の友達についていけなくなってお別れし、自分の力もなくなってしまう……、百合姫に載っていそう。
おもいでをまっくろに燃やして 阿部共実
読みきり。主人公は無職の母親(多分シングルマザー)で娘は不登校。主人公は自分を卑下しまくっていますが、娘は素直に可愛いと感じていて……
この人の漫画って、明るいように見せてコロッと暗黒面に転がり落ちたりするので、正直読むのに勇気が要ります。今回はまあどちらかというとまともでした……
---------------------------------------
思うのですが、このラインナップでレディコミの増刊って扱いは違和感ありすぎる……、雑誌としては面白いと思いますけどレディコミ売り場に置いて、エレガンスイブとかフォアミセスの隣に並んでいる内容じゃないよね。