あらすじ(ネタバレ):小説「オービターの宿敵」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 493巻)(2015年3月20日(金)発売)

オービターの宿敵 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-493 宇宙英雄ローダン・シリーズ 493)

 小説「オービターの宿敵」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 493巻)のあらすじです。
(※以下、今回の話の内容のネタバレですのでご注意ください)

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オービターの宿敵 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-493 宇宙英雄ローダン・シリーズ 493) 文庫 2015/3/20
H・G・エーヴェルス (著), マリアンネ・シドウ (著), 工藤 稜 (イラスト), 嶋田洋一 (翻訳)
文庫: 256ページ
出版社: 早川書房 (2015/3/20)
発売日: 2015/3/20

ガルベシュ軍団をひきいて司令官アムトラニクは《ヴァジファー》で“施設”をめざす。


ガルベシュ軍団司令官のアムトラニクは、惑星アルパ・チャイの秘密ステーションで120万年の深層睡眠から目ざめ、部下のラボリ人とともに旗艦《ヴァジファー》で深淵の騎士が建造した“施設"の中枢惑星マルタッポンをめざしていた。オービターがテラナーをガルベシュ人と誤解していることを利用し、“施設"を掌握しようと考えたのだ。ところが、リニア飛行を終えて通常空間に出ると、原因不明の見当識障害に襲われた!

◆985話 オービターの宿敵(H・G・エーヴェルス)(訳者:嶋田洋一)

 (975話・984話からの続き)。太陽系ではジェン・サリクがオービターに深淵の騎士と認められ、彼らにガルベシュ軍団の侵攻が誤報だったことを理解させた。一方、アムトラニクはマルタッポンのオービターたちに、自らをハープーンのアルマダンの部下『コード保持者ケイジャー』と名乗り信用させた。やがてサリクとアムトラニクは互いの存在を知るが、二人とも相手をガルベシュ人だと主張し、マルタッポンのオービターは大混乱に陥る。サリクはマルタッポンへ向かった。同じ頃、銀河系イーストサイドに直径1000キロの巨大宇宙船が出現した。(時期:不明。3587年9月頃?)



◇986話 星の街の最期(マリアンネ・シドウ)(訳者:嶋田洋一)

 太古。惑星『イシュ』の知性体は究極の進化を目指し、巨大宇宙船『星の街』で故郷を後にした。しかし災厄で星の街は失われ、彼らはクリスタルと化してリニア空間を放浪する事になった。数千年後、銀河系を目指す播種船が通りかかり、クリスタルは播種船内に侵入した。やがて播種船は銀河系に到着するが、UFO指揮官たちは船の行動が計画と全く違うため、調査に向かった。LFTからもテケナー夫妻が播種船を目指して出発した。(時期:不明。3587年9月頃?)