アニメ「おそ松さん」第5話感想:一松(福山潤)が初めてまともに喋った日


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放送 CS放送 AT-X。全12話。
【※以下ネタバレ】

第5話 「カラ松事変」「エスパーニャンコ」

■あらすじ

「カラ松事変」

 六つ子はいつものようにチビ太の屋台で飲み食いした挙句、またしてもツケにして帰ってしまった。堪忍袋の緒が切れたチビ太は、夜寝ていたカラ松を誘拐すると、残った五人に身代金として100万払えと要求する。ところが五人は全く心配する様子もなく、カラ松のことを放置して楽しげに過ごしていた。カラ松に同情したチビ太は、今度は松野家の前に乗り込み、カラ松を助けろとアピールするが、五人はカラ松に物を投げつけるだけだった。チビ太は何も言わず、気絶したカラ松を解放して立ち去るシーンで〆。



「エスパーニャンコ」

 十四松と一松は、デカパン博士の研究所を訪問する。十四松は、一松と可愛がっている猫が意思疎通できるように猫と話せる薬が無いかと相談すると、丁度他人の心が読めるようになる「気持ち薬」が有るという。ところが薬を一松が注射されるはずが、間違って猫が注射されてしまい、結果猫は人の心が読めて自由に喋れる「エスパーニャンコ」になってしまった。おそ松たちは心の読める猫に驚いたり喜んだりするが、一松は猫に自分が本当は友だちが欲しいことを明かされてしまい、怒って家を飛び出す。その後猫も行方不明になるが、十四松が連れ戻し、一松も機嫌を直してめでたしめでたし。


 という良い光景を怪我だらけのカラ松が見つめていて、「自分のときと扱いが違いすぎる!」と激怒するシーンで〆。


脚本:松原秀



おそ松さん おそ松 デカキーホルダー

おそ松さん おそ松 デカキーホルダー


■感想

 前半「カラ松事変」は、相変わらずの兄弟のボケッぷりに大笑い。十四松の「カラ松兄さんが……、妖怪っっ!?」以降のコントが楽しすぎて、三回もリピート視聴してしまいましたよ。


 しかし、後半の「エスパーニャンコ」は、ねぇ? いかん、いかんよ、おそ松さんはとことんボケで攻めてもらわないと。モンティパイソンがシェークスピア悲劇を演じたような違和感。これはちょっと外しましたなぁ。まあ福山潤がこのアニメで初めて「う」とか「けっ」とか以上のの長台詞を喋った記念すべき回でしたけど。



SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~

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