11月21日に公開されて以降、評判がうなぎ登りの「ガールズ&パンツァー劇場版」を見に行ってきました。ウム、これは噂に偽り無しの、大満足の逸品でしたよ!! ということで、まだ見ていない人の背中を押すため、感想をしたためてみました。『今後見に行くつもりなのだけど、ヘタに内容をバラされたら面白さ半減だしなぁ……』という人のため、内容は極力抽象的にしてありますので、ネタバレが心配な方にも安心ですよ。
- アーティスト: 浜口史郎,ボコ(藤村歩),吉田玲子,澤口和彦
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2015/11/18
- メディア: CD
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関連サイト→ ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER)|公式サイト
概ねこんなお話です
テレビシリーズの最終回の少し後のお話。勝利の喜びを噛みしめていた大洗女子学園の生徒たち。ところが彼女たちに、予想もしていなかった更なる試練が待ち受けていた。みほたちは試練に打ち勝つため、再度の戦いに挑む!!
お勧めポイント1 戦車が凄い!
まず戦車の動きが凄い!! さすが劇場版だけあり、バトルシーンでは、敵味方合わせて数十量の戦車がとにかく走って走って走りまくる! テレビシリーズ同様、開けた地形で縦横に走り回る時もあれば、住宅地帯で道路を走り回るシーンも有り、さらに終盤にはあっと驚く場所でのバトルも用意されています。
戦車の機動性のアピールも凄く、重量のある戦車とは思えないような(というか、こんなの現実の戦車ではありえねー!!的な)すさまじい動きのオンパレード。もう戦車戦モノというよりカーアクション映画かと思わせる凄い動きが連発されます。しかも、そんなすさまじい機動を行ないながら、さらに砲塔を振り回して絶え間なく主砲をぷっぱなすのですから、カーアクションに生身のガンファイトをプラスしたようなイメージで、手に汗握る、という言葉がピッタリ。メカアクションというジャンルに「高速戦車バトル物」という新たな物を創造してしてしまった、と言っても良いくらいですよ。
さらに、個々の車両が暴れまわっているだけでは無く、敵と味方での、互いの作戦の読みあい・裏のかきあいも描写され、戦いに深みがプラスされています。
というように、テレビシリーズで生み出された「戦車バトル」がより高次元に昇華されて展開されており、もういう事無し!!
お勧めポイント2 ストーリーが熱い!
さらにストーリーも熱い!! ストーリー自体は単純ですが、終盤、苦しい状況を追い込まれた大洗が大反撃に転ずるあたりの展開は、王道少年漫画みたいな要素満載。ここは絶対こうなるはずだ、と確信に近い予測をしていても、いざその通りになると手を叩いて拍車したくなるくらいの盛り上がりでした! テレビシリーズの決勝戦の興奮をよりグレードアップしたような感じで、もう楽しくて楽しくて仕方なかったですよ。
つまり
ということで「劇場版」は、テレビシリーズファンが待ち望んでいた「完璧な続編」となっていました。ストーリーは燃えたし、バトルシーンも燃えた。ガルパンが好きなら「ブルーレイになるまで待って自宅でゆっくり鑑賞したい」とか考えずに、即座に手近の劇場に突進するべきです。ホント、今すぐ見に行って、既に視聴している人と熱く語り合うべきです!