感想:特撮(新番組)「仮面ライダーエグゼイド」第1話「I’m a 仮面ライダー!」


仮面ライダーエグゼイドスタンドパネルガム 15個入 食玩・ガム(仮面ライダーエグゼイド)

テレビ朝日 http://www.tv-asahi.co.jp/ex-aid/
東映 http://www.toei.co.jp/tv/ex-aid/
放送 テレビ朝日系。日曜8:00~8:30。

【※以下ネタバレ】

http://www.tv-asahi.co.jp/ex-aid/intro/
未知のウイルス、バグスターが人知れず蔓延する社会。
政府は聖都大学附属病院に極秘部署・電脳救命センター(CR)を設置、人類滅亡の危機を回避するための対策を密かに進めていた。ゲームウイルスであるバグスターを倒すのはデジタルゲームの世界。ゲーム企業と共同で開発したゲーマドライバーとガシャットで適合者に選ばれた医師=ドクターは仮面ライダーに変身する。
若き研修医・宝生永夢(ほうじょう・えむ)に託された運命、それは仮面ライダーエグゼイドに変身し、バグスターから患者の命を守ること。


ゲームの世界でエグゼイドはバグスターを倒す。
患者の命を救うために、人類を滅亡の危機から救うために。
エリート外科医、闇の無免許医、そして事件の秘密を探る監察医…。
ドクターたちの信念がぶつかり合う。しかし彼らの目的はただ一つ。コンティニューなど存在しない、戦いの結末はゲームクリアだ!

 

第1話 I’m a 仮面ライダー! (2016年10月2日(日)放送)

 

あらすじ

 研修医・宝生永夢(ほうじょう・えむ)は、医者としてはまだまだ未熟だが、熱意にあふれる若手医師である。ところがある日、自分の担当している少年が「バグスター」というウイルスに感染していることがわかり、地下にあった秘密の施設「電脳救命センター」(CR)に隔離されてしまい、さらに院長の鏡灰馬や衛生省の役人・仮野明日那からは、もう患者に関わるなと言われてしまう。

 それでも永夢は患者を元気付けようと、新作ゲームの発表会場に連れて行くが、少年が突如怪物と化して暴れだしてしまう。実は少年が感染していたバグスターウイルスは、コンピューターウイルスが進化して生物に感染するようになったもので、発症するとバグスターという怪物になってしまうのだった。

 それでも、また肉体からバグスターを切り離せば患者を助けることは出来るが、そのための道具「ゲーマドライバー」は高レベルのゲーマーしか使いこなせないものだった。ところが永夢は「M」という名前で知られる有名ゲーマーで、明日那が探していた相手だった。永夢はゲーマドライバーの力で仮面ライダーエグゼイドに変身し、バグスター「ソルティバグスター」を倒す。

 戦いの後、永夢は明日那が人間では無く「ポッピーピポパポ」というゲームキャラだと知らされて仰天するのだった。


脚本 高橋悠也
監督 中澤祥次郎


感想

 毎年10月のお楽しみ、新仮面ライダーのスタートです。「エグゼイド」は事前に公開されたライダーのデザインが、あまりと言えばあまりな姿で「この番組は大丈夫か……?」と不安を掻き立てられましたが、いざ見てみると、はいつもとおりというか、別に破綻した感じはしませんでしたね(ライダーのデザインで色々言われて、いざスタートすると沈静化する、という流れはホントいつも通り)。

 怪人とのバトルシーンは、コンピューターゲームの世界が実体化した的設定のようで、擬音が画面に漫画風に表示されるとか、ライダーがグルグル回転しつつハンマーで戦闘員をピコピコ殴って倒していくとか、いちいちカラフルに派手なので、あの世界ならあのライダーのデザインでもありか、という雰囲気でした。逆にバッタモチーフとかのライダーなら浮いてしまったでしょうね。

 バトルシーンはあまりにゲーム的過ぎて「うーんんんん」という感じでしたが、まあいつのもの様になれてくれば気にならないかもしれないです。とりあえずは無難な立ち上がりだったとは思いますので、しばらくは付き合う予定ですよ。

スタッフ
【原作】石ノ森章太郎
【脚本】高橋悠也
【チーフプロデューサー】佐々木基(テレビ朝日
【プロデューサー】大森敬仁(東映)、菅野あゆみ
【監督】中澤祥次郎 ほか


キャスト
仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢(ほうじょう・えむ):飯島寛騎
仮面ライダーブレイブ/鏡飛彩(かがみ・ひいろ):瀬戸利樹
仮面ライダースナイプ/花家大我(はなや・たいが):松本享恭
檀黎斗(だん・くろと):岩永徹也
ポッピーピポパポ/仮野明日那(かりの・あすな):松田るか
九条貴利矢(くじょう・きりや)/小野塚勇人
パラド:甲斐翔真
グラファイト:町井祥真
鏡灰馬(かがみ・はいま):博多華丸
日向恭太郎:野村宏伸
ナレーション:諏訪部順一


主題歌
「EXCITE(エキサイト)」 (歌 三浦大知