感想:アニメ「クロムクロ」第10話「不遜な虜」


TVアニメ「クロムクロ」EDテーマ 「リアリ・スティック」(通常盤)(CD ONLY)

TVアニメ「クロムクロ」公式サイト http://kuromukuro.com/index.html
放送 BS11

【※以下ネタバレ】

第10話 不遜な虜

あらすじ

 投降したエフィドルグのフスナーニは、身体的には地球人とほぼ同じであることが判明した。フスナーニから情報を得るため、国連から異星人の専門家キャリー・ダナムとヒース・キングスレーが派遣され、フスナーニの尋問を始める。フスナーニは、450年前エフィドルグの先遣隊が地球に来たものの、その際「クルル石」を回収しようとして果たせず壊滅したと言い、その原因はグロングル(クロムクロ)のパイロットが裏切ったのではないかと主張した。

 ダナムは今度は剣之介を尋問し、450年前城の近くに何者かが現われて騒ぎを起こした挙句、輿入れ中の姫が鬼に誘拐された事、捜索に向かった剣之介の前に姫が現われ二人でクロムクロに乗り、もう一体のムクロを倒した事、を語る。

 同じ頃フスナーニは脱走すると、ジオフレーム「ロングアーム」を呼び出し研究所へと向かわせる。そこに由希奈が現われフスナーニと鉢合わせしてしまう。


脚本:待田堂子/絵コンテ:高橋正典/演出:秦 義人/作画監督:山崎敦子 山本径子/総作画監督石井百合子 西畑あゆみ


感想

 いやーゲストキャラの二人に笑った。国連から来た宇宙人の専門家のキャリー・ダナムとヒース・キングスレーって、アメリカのドラマ「X-ファイル」の主役コンビ、ダナ・スカリーとフォックス・モルダーそのままであります(笑)

ダナ・スカリー → ダナ・スキャリー → キャリー・ダナム

は容易にわかるのですが、モルダーをどうひねったらキングスレーになるのだろう? ちなみにダナムの声は本田貴子姉御です。


 今週の赤城。進路指導で「パイロットになりたい」と叫んだり、ゲームセンターのFPS的ゲームで高得点を取って「俺はパイロットの才能がある」と鼻高々とか、相変わらずのアホっぷりには頭が痛い。赤城の声は売れっ子石川界人氏の為、もう少し重要な位置づけのキャラだと思っていたのですが……、タダのコメディ系キャラだったとはねぇ(ため息)


 フスナーニの言う「くるる」「くるるいし」は「枢」枢石」と書く模様です。謎をばら撒くのはいいのですが、ちょっと展開が遅いな、と心配になってきました。もう少し早回ししても付いていけますよ?