アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!2』公式サイト http://konosuba.com/
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放送 BS11。
【※以下ネタバレ】
第4話 この貴族の令嬢に良縁を!
あらすじ
朝。カズマがアクアに対し、前夜のバカ騒ぎで有り金を使い果たした責任を追及しているところに、見知らぬ貴族の令嬢が飛び込んできた。それはよく見ると高級そうな服で正装したダクネスだった。カズマたちはダクネスが領主に言葉にできないような色々なことをされたと思い、皆で優しく慰めるが、ダクネスは言下に否定し、状況を説明し始める。
領主は自分の息子とダクネスの見合いを計画しており、ダクネスの父親も乗り気なのだという。しかし冒険者を続けたいダクネスは結婚する気などないので、カズマたちに父親を説得してほしいと頼み込んできた。カズマは熟慮の末、「戦力としては全く役に立たないダクネスが、結婚というおめでたい理由でパーティーから去ってくれるなら、それは素晴らしいことだ」という邪な結論に達する。そしてダクネスには「今回は見合いを受けておき、それから断った方が今後いろいろ面倒がない」と説明し、自分たちがダスティネス家の名誉を守りつつうまく破談に持っていってやる、と説得する。
カズマはカンの鋭いめぐみんをモンスター退治の仕事に向かわせ、自分とアクアは執事とメイドに扮して見合いに付き添うことにした。ダクネスは領主の息子バルターと出会うなり、無礼を働き見合いをめちゃくちゃにしようとするが、カズマは「家の名誉を守るため」といってダクネスの行動を徹底的に妨害し、見合いがうまく運ぶように尽力する。バルターは、家柄が良く、イケメンで、性格は爽やか、騎士としての力もある、と申し分ない人物だったが、ダクネスは「クズのような夫に虐げられて暮らしたい」という願望を持っているので、まるで気にくわない。
結局ダクネスはバルターに本性をさらけ出し、さらに勢いでカズマに勝負を申し込む。バルターはダクネスとカズマの親密ぶり(?)を目の当たりにして、自分から身を引いた。ダクネス父はカズマたちに今後もダクネスの面倒を見てくれと頼むが、ダクネスは余計なことに自分はカズマの子供を身ごもっていると嘘八百を並べる。そこにまたもセナが怒鳴り込んできた。
脚本/中村浩二郎 絵コンテ/金崎貴臣 演出/久保太郎 作画監督出野喜則、摺木沙織、西川真人 総作画監督/菊田幸一 美術監督/三宅昌和
感想
相変わらず作画の危うさが気になりますが、話はどんどん面白くなってきますな。カズマとその他三人との掛け合い漫才みたいなやり取りも調子が出てきて
・アクアが「酒瓶を抱えていないと眠れない」と号泣したり
・カズマが「寿退社的にダクネスをパーティーから追い出せる」と思いついて見合いがうまくいくように徹底的にダクネスを妨害したり
・ダクネスが、自分がいかにクズい男が好みかをカズマたちに力説したり
・カズマが男女平等主義者ぶりを発揮してダクネスに容赦ゼロの攻撃を加えたり
とノリが実に良かった。ようやく、ホントにようやく、第一期のノリが帰ってきた感じですね。今後このテンションを落とさずに行ってくれればうれしいのですけどね。
それにしても作画がもうひとつかな。ダクネスの胸の揺れがあってもあんまりうれしくなかったし、アクアも「はいてない」というより腰の周りに布切れ巻き付けているだけ、みたいな感じで、イマイチ慎みがありませんよ?